頭の中で響くあの人の声。私はゆっくりと、スカートの裾を持ち上げて… (ページ 2)

外気にさらされる、ローションと愛液に濡れた太腿。

今、前方の男子高校生たちに振り向かれたら、私は言葉も交わした事がないクラスメイトにあられもない恥部を見られる事になる。

一切の毛がない恥丘。

愛液とローションでとろとろのあそこ……。

私の羞恥とは対象に、ひくひくと疼く身体は「いじめて」っと誘う。

(セーラー服……一日カーディガンを着て過ごしたから、汗で透けちゃってる……)

衣擦れの刺激はむずがゆく、乳首はすでにたっている。

白い夏服のセーラー服だから、はっきりと主調していた。

あの男の子たちはなんて言うだろう。

変態と罵り、走って逃げる?

それとも……昼休みの教室で話していたみたいに、前にも後ろにも熱く滾るそれを入れて、私をひぃひぃ泣かせるの?

やめて、って抵抗しても、取り押さえて、もみくちゃにされる……。

私は思わず口を開けて、ご主人様の肉棒を頬張るときのように舌を出してしまった。

私はご主人様にしつけられた犬。ご主人様だけの犬。

だから、どんなにえっちにされた身体が疼いても、ご主人様以外を受け入れた事はない。

はしたなく涎を垂らす下の口も、ひくひくと快楽を貪る菊門も、ご主人様だけのもの。

でも

(同時にされちゃうって、どんな感じなんだろ……)

想像しただけでも、ご主人様を求めた身体がきゅんと熱で苦しくなる。

男の子たちは私に気が付かない。

「あーセックスしてぇ!」

「ちょっ!お前マジ欲求不満かよ!」

「昼休みからずっと言ってるよなぁ。まぁ俺もだけれど」

「どうせならFカップの女がいいー」

その場に、まるで自分たちしかいないみたいに会話をしている。

(私は……)

クラスでは地味だし、目立たないし。

スタイルは普通。おっぱいだって大きい方じゃない。

きっと彼らの眼中にはない。

――でも、もしも、このままご主人様の命令を護って、誰かにあそこを見られ、襲われてしまったら?

と、そのとき

「きゃっ!」

突然の突風が、私のあそこをひやりと舐めた。

「んぅ……」

歩く振動だけでいじめられたクリは、風に撫でられると、先端からじわじわとむず痒くなる。

思わず太腿を擦り合わせた。

くちゅくちゅといやらしい水音を立てるあそこに指を入れたら……クリを擦ったら、どれ程気持ちいいだろう……。

じれったい快楽に、眼を瞑りそうになるけれど、眼を閉じたら誰かが振り向くかもしれない。

通り掛けの誰かがこっちを見るかもしれない……

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