お願い!してほしいの。大好きな先輩にどうしても抱かれたくて強引な行動に!?

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お願い!してほしいの。大好きな先輩にどうしても抱かれたくて強引な行動に!? (ページ 1)

「トオル先輩!お疲れ様です!」

「やぁ、ルミ。お疲れ様」

トオルはルミのテニスサークルの先輩だ。

ルミは大学に入学したての一年生。

3年のトオルのことはサークル紹介で知り、一目惚れだった。

「トオル先輩、今日サークルが終わったらご飯行きませんか?」

「いいね。ルミちゃん、何を食べたいか考えておいてよ」

こんな感じで、トオルはアキの誘いを断らない。

アキはトオルがモテることを知っているので、どうにかして自分だけを見てくれないかと日々躍起になっている。

好きだとアピールはしているのだが、先輩と後輩の関係からなかなか抜け出すことができない。

大切なところでいつもトオルにかわされてしまうのだ。

「やったぁ!じゃあサークルが終わったらまた連絡しますね!」

「わかった。じゃあ今日も楽しんでいこう」

今日こそはトオルともっと近い関係になってやる!

ルミはそんなことで頭がいっぱいで、全然テニスに集中していなかった。

「痛い!!」

「わ!ルミちゃんごめん!大丈夫?」

トオルの打った球が、ぼんやりしていたルミの頭に当たった。

「いたた…。びっくりしたぁ」

「本当にごめん!痛いだろ…?」

実際にはだいぶゆっくりした球が当たっただけなので、本当はそんなに痛くはなかった。

でも今がチャンスじゃない?

ルミは思い切って行動することにした。

「ちょっとガンガンするかも…。部室に氷、ありましたよね?」

「ごめんね、まさか頭に当たるなんて…。冷やしに行こう」

部室に到着すると、外からテニスサークルや他のサークルが元気よく活動している声が響いていた。

トオルに支えられながら、ルミはソファに横になる。

「はい、ルミちゃん。氷」

「どこに当たっちゃったかな?」

トオルが差し出してくる氷を、ルミは腕ごと抱きしめた。

「ルミちゃん?」

「先輩、わかっているでしょ?私は先輩を好きだって」

ルミはそのままトオルの腕を引っ張り、ソファに引きずり込んだ。

「おっと、強引だね。頭は痛まないのかい?」

「だって軽い流れ球がぶつかっただけだもの」

「お願い、先輩。ルミのこともっと見て」

ルミはそう言いながらトオルの股間に手を伸ばした。

「ルミちゃん、ここ部室だよ。誰か来たらどうするの」

「そんなこと言って、先輩大きくなってきましたよ」

部室の鍵をルミはちゃっかり閉めていた。

入室するための鍵もルミが持っている。

「サークルは始まったばかりですから、誰も来ませんよ」

「だけど…」

ルミは我慢できなくなってトオルにキスをした。

「ルミちゃん…」

「先輩はいつもそうやってはぐらかします。私がどれだけ先輩を思っているかわかっているくせに」

トオルの唇、首、肩。

ルミは次々にキスを続けた。

トオルの汗に匂いに、頭がぼうっとしてくる。

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