事務所とマネージャーに仕組まれたルール無視の何でもアリの交流会で… (ページ 2)

「おっと、ちゃんとお酌してよ」

「そうだよミドリちゃん」

「もっとサービスしなきゃ」

「ちょ、や、お触り禁止です!」

浴衣姿は無防備だ。

酒の入ったファンが私の肩を抱こうとするから、持っていた熱燗から、お酒がこぼれた。

「あっつ!」

「ご、ごめんなさい……」

タカシの手にお酒がかかってしまった。

謝って、おしぼりで拭こうとしたら、その手を口元へ押し付けられた。

「!?」

「あーあ、舐めてほしいなあー」

タカシだけじゃない。周りのファンも、にやにやと笑っている。

マネージャーを探したけど、どこにもいない。

早くしろとせっつかれて、仕方なく、私は舌を出した。

舐めてしまえば終わる。そう思ったからだ。

「ミドリちゃんの舌気持ちいいなあー!ほらあまだ濡れてるよ?しゃぶらないと」

「お酒美味しい?アイドルでしょ、ほら笑って」

誰にやられたかは分からない。持っていた熱燗をひっくり返されて、全部舐めさせられることになった。

日本酒に弱い私はすっかり酔っ払って、力の入らない身体をまさぐられても、抵抗もできなくなってしまっていた。

「ミドリちゃんのマシュマロおっぱい、揉みたかったんだあ」

「俺も俺も」

「あ、あんん……ダメですよぉ……!お触り禁止です……ってば、で、出禁に、なっちゃ……ああっ……」

浴衣の襟元から、裾から、入り込んでくる手。

乳房を片方ずつ違う手に揉まれるなんて初めてで、拒否する声が甘く濡れる。

誰かがブラのホックを外した。重たげに溢れる胸。すかさず捕らえられた乳首は、引っ張られたり転がされたり擦られたりして、ぷくりと尖ってしまう。

「感度最高じゃん!申し込んで良かったあ!」

「ミドリちゃんの乳首、コリコリになってるよ」

「よーし、俺舐めちゃおっかなー」

「見して見して!」

辛うじて身体を包んでいた浴衣が肌蹴させられる。

いつもは最低でも水着で隠れている身体が、ファンの前であらわになった。

顔がかあっと熱い。恥ずかしいと思うほど、心臓が高鳴る。

コメント (0)

コメントを書く