背反の罪に与えられる快感 (ページ 2)

呆然と座り込んでいる私を横目に、事を終えた彼女はそそくさと懺悔室を出て行きました。

「大丈夫ですか、シスターマリア」

我に返った私は、差し伸べられた来栖神父様の手を強く払い除け、無我夢中で抗議しようとしました。

「貴方は何を考えているのです…きゃっ!?」

しかし、払い除けたはずの手が、今度は私を狭い懺悔室の壁へと押しやります。

「だから、何って、ナニですか?」

「それ…は……んぐぅっ」

恥ずかしいだけでなく口に出すのもおぞましい…そう思って躊躇っていると…。

「言えないお口は塞いでしまいましょう」

来栖神父様の指が私の口の中でバラバラと動き回り始めました。

「ね、どんな味?さっきの子が吹いた潮が指に絡みついちゃっててさ」

「んむっ…ぅ…ん…」

ぐちゅりぐちゅっ

激しく掻き混ぜられるうち、私の口から透明な糸が零れました。

来栖神父様はその垂れた雫を首筋から顎へと舐め上げ、笑いながら尋ねます。

「これはあの子の味?それともシスターの味?」

ぴちゃりと音を立てられ、首の辺りから全身へとぞわっとした感覚が拡がりました。

「シスターマリアをちゃんと味わいたくなったな」

「…っぷはっ!馬鹿な事を…!」

彼の指が口から離れた隙を狙って、私は懺悔室から逃げるように飛び出したのですが…。

くちゅり・・・ぴちゃ・・・

「んっ…うぁ…んっ」

「シスターマリアは、ここが弱いんだね」

あっけなく捕まった私は、聖堂に並べられた長椅子の1つに押し倒されてしまい…。

来栖神父様は、足首まである修道服の裾をたくし上げ、私の太腿に顔を埋め…。

「ねぇ、普段はどうやってるの?」

「っは…ぁ…何を…ですか…」

「オナニー。自慰って言った方が分かりやすい?」

「…なっ!?そのような事…は…んひゃっ!?」

「こうやってさ、指でぐりぐりクリトリスを弄るの。先っぽだけ爪で引っ掻いたり、膨れ上がったとこを摘まんだり」

「いっ…いたぃ…んあっ、やめ…」

「こんなにぐしょぐしょに滴らせてるくせに。本当は自分でやってんでしょ?」

「っあ…やってな…ぃです…」

「ふぅん?どっちにしても、この感覚はオナニーじゃ味わえないから、してあげる」

そう言うと、来栖神父様は指の動きを止め、私の太腿を大きく持ち上げて開きました。

「っなっ…このようなはしたない格好…んひぃ!」

聖堂の天井に向けるように持ち上げられた私の秘部を覗きこんで再び舌を這わせ始めます。

「っやぁぁっ、もぉ、ほんとに…」

「指とはまた違うでしょ。ぬるってした舌でひだ全体を撫で回すのもいいし…それと…」

「……!?っっっぁああ、んふぁぁ!!」

「ぱんぱんに膨れ上がったここ…クリトリスね。噛まれるのたまらないでしょ」

「…っ…ぁ…」

「ははっ、派手にイッたなぁ」

「…イ…ク…?」

「へぇ、本当に初めてなんだ。じゃ、もっとイかせてあげる」

「やめっ…んああっ…!」

身体中に電流のようなものが走り、私はびくんびくんと小刻みに震えているのですが、来栖神父様はそのような事はお構いなしに、舌と指の動きを激しくしていきます。

時折、ずちゅりと何かをすするような下品な音をわざと立てているように吸い付いてきて。

「っはっっ…いやっ、そこ…何か…!」

「ここ?Gスポットっていうんだよ」

膣内で無造作に動いていた指が、私が一際反応を示した一点を集中して責め始めました。

「ふぁっ、ほんとに…そこはっ…!」

激しくなる指の動きに、やがて私は我慢出来ずに…。

「いやっやめっ…んぁっ、何か出ちゃうのぉ!」

「何が出ちゃうの?」

「わかんな…いや…ぁ…あぁぁ、いやぁぁ!!」

膣内から熱い液体がとめどなく溢れ出て、太腿を伝っているのを感じました。

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