デート終盤、彼の家へ向かう途中で尿意に襲われ我慢できなくなって… (ページ 3)

香奈は膝を押さえて足を交差させながら答えた。

もう誤魔化しきれない。

「どうしよう・・・我慢できない・・・」

「アパートもうすぐそこなんだけど・・・そうだ、こっち」

祐二に案内されるまま最後の力を振り絞って一歩一歩慎重に進んでいく。

「あっ・・・んんっ・・・うぅ・・・おしっこ、おしっこ出ちゃう・・・」

片手は祐二の腕にしっかり掴まって、もう片方の手でぎゅっと股を押さえて。

住宅街の中の小さな公園。

トイレは無い。

「ここならちょっと奥行けば見えないから、な」

「やだ・・・こんな所で・・・」

「そんな事言っても、もう限界なんだろ?」

「うん・・・」

奥まった場所まで入ると香奈は陰になる場所へ小走りで向かった。

「あぁおしっこ、おしっこもうダメ、ダメ出ちゃう、あ・・・あぁっ!」

チョロ・・・チョロロ・・・シュィ——————————————————————————

静まり返った夜の公園に子気味良い音が響く。

(はぁぁっ・・・気持ち良い・・・気持ち良いよぉ・・・)

「はぁっ・・・ふぅっ・・・」

長い放水を終えた香奈は、ほっと安堵の溜息をついた。

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