女性社員憧れの彼の目に感じた濡れるような色欲に震える (ページ 5)

「ひんっ、やっ、あっ、あっ、あっ!」

ぐちゅぐちゅと音を立てながら押し込まれた肉棒が、今度はピストンを繰り返す。

喘ぐ私を見つめる荒川さんの眉は苦しそうに顰められていて、それだけで中が締まってしまう。

「も、だめ、えっ、ああっ」

高まる絶頂感から涙目になる私を見て、荒川さんがふっと微笑んだ。

その姿に目を奪われた瞬間、腰から離れた右手に陰核をぐちゅりと押しつぶされる。

「ひっ、ああああああああああああっ!」

「っ、は」

びくんびくんと派手に震えながらイッてしまった私の身体から、くたりと力が抜ける。

それを抱き止めた荒川さんが、私の頬を撫でながら眉を下げた。

「すみません、無理をさせました」

「はぁ、や、そんな」

「次は優しくしますから」

「……え?」

そういえば、彼は、まだ。

そう気づいて顔を青くする暇もなく、私はベッドに縫い付けるように押し倒された。

-FIN-

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