旅先で出会ったドクターにバルコニーで…イケナイ診察依頼 (ページ 2)

「はー・・・。」

興奮した彼女が、声を殺しながらも感じているのがわかる。

偶然そんな場面にでくわし、私は、もっと覗いていたい感情と、自分が男に触られているような妄想が重なりあって、体に巻いているタオルの下にある泉からは、生暖かい水滴がみるみる溢れ出してきた。

太ももを伝わって流れ落ちているような感覚だ。

思わず指が・・そこを触る。

濡れに濡れた私の粘膜と硬くなったクリトリスは、あっという間に、私を官能の頂点へと連れていった。

果てた・・。

ふと、気がつくと、友達もとなりのベッドに横になっている。

声をかけると、どうも風邪をひいて具合が悪いらしい。

ベッドから動けないというので、フロントに電話をしてドクターを呼んでもらうことにした。

しばらくすると、部屋にドクターがやってきた。

ヒゲを生やした小柄なタイプの、浅黒いイスラム系の顔立ち。

クリクリした目に優しさが感じられる。

彼女は英語が話せないので、私が通訳をして状況を説明する。

そのたびに、私と彼との距離は、だんだん近づいている。

彼の笑顔が私を無防備にさせる。

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