大人になった教え子と再会し懐かしさに心を弾ませていたら…

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大人になった教え子と再会し懐かしさに心を弾ませていたら… (ページ 1)

「あれ?桃子先生?」

私は私立高校で教師をしている、26歳。

今日は久しぶりの女子?会で、大学の同級生たちと集まることになった。

地下にあるカジュアルなイタリアンバーの店内へ向かう途中で声を掛けられた。

「桃子先生だよね?」

見ると、20歳くらいの青年が笑顔でこっちを見ている?

「もしかして、忘れちゃった?」

少し悲しそうな表情を見て、慌てて記憶をたぐり寄せる。

「えっ?!林くん!?」

大学を卒業して初めて副担任として受け持った2年4組の生徒だ。

「すっごい久しぶりだね!元気?そっか!もう20歳だから、お酒も飲めるんだね!」

あまりの懐かしさに、話がはずむ。

「先生、電話番号教えて。後でゆっくり話せない?」

「そうだね!090XXXXXXXXだよ。」

女子会も終盤に差し掛かった頃、携帯が鳴った。

林くんと合流して2人でバーに入る。

そこからは思い出話や近況報告で盛り上がった。

気づけば2人でワインボトルを2本空けて、ホロ酔い状態になり、林くんの部屋に居た。

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