「アイスよりどんどん垂れてる」蒸し風呂状態の部屋で彼に美味しく食べられちゃう (ページ 2)

かじった途端、気温が高いもんだから、すぐに溶け出したアイスが手まで伝ってくる。

元が私の手ついたアイスを舐めた。

「たれてるよー」

そう言って、私の指までしゃぶり始めた。

私は壁に寄りかかった。

「ちょっと、元!」

「どうせ暑いんだから、いいでしょ?」

私はアイスを手に持ったままで、手首を掴まれて、アイスと指を交互に舐められている。

ひんやりと冷たいけど、ねっとりとした感覚にゾクゾクする。

そして、腰を抱き寄せられて、耳元で囁かれる。

アイスはもう元に全部食べられてしまった。

「愛も食べたいな」

「んっ」

もう、拒否なんてできない。

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