声を聞くだけでカラダが反応するから…イメージで繋がるテレフォンセックス (ページ 5)

昌也さんの言葉に従って、ベッドに腰掛けた。

『今日はどんな服着てるの?』

「服、ですか?」

『男にとっては脱がせるイメージも大事だから』

これは下着の色も尋ねられるんだろうな…。

「淡い色のハイネックに、ジーンズです」

『ハイネックって、この前、水族館に行った時に着てたやつ?』

「覚えてるんですか?」

『そうだよ。恵のことなら何でも』

その言葉にくすぐったさを覚えていると、電話越しに「チュッ」という音がした。

『今日は恵の全部にキスしてあげる』

「全部に…?」

『そう、エッチなところも、全部』

「チュッ」という音は続く。

時折、唾液を絡める音も聞こえる。

それが、やけにリアルで。

無意識のうちに、内股を擦り合わせてしまう。

『ハイネックの裾、捲れる?』

「捲れます」

言われたとおりにする。

お腹がひんやりとした空気に触れる。

『ブラジャーの色、教えて』

「黄色…淡い黄色、です」

『可愛いね』

胸まで裾をたくし上げる。

瞼の裏の昌也さんは、まじまじとこちらを見ている。

『下着も可愛いけど、恵も可愛い。だから、おっぱい見せて?』

コメント (0)

コメントを書く