隣人に毎日聞こえてくるAVの音漏れを注意しに行ったら要求されるコスプレ撮影会

キャラクター設定

登場人物をお好きな名前に変更できます。

milkyに掲載の小説は当サイトが契約した作家によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。

隣人に毎日聞こえてくるAVの音漏れを注意しに行ったら要求されるコスプレ撮影会 (ページ 1)

また始まった…!

きっと右側の壁を睨みつける。

けれどもちろん壁の向こうには届かず、延々とその“音”は漏れてくる。

家賃の安さと駅への近さで選んだこのアパートの壁は極薄で。

私の最近の悩みは、隣人の、音漏れだ。

「もーっ…」

だけど音漏れって言ってもただの生活音なら、壁薄いしなーで済むんだけど。

違うのだ。

毎度向こうから聞こえてくるのは。

「あっ、いやー!気持ちいー」

女の人の嬌声。

エッチの音で、たぶんAVの音。

隣人、こと田村さんとの付き合いは生活時間が違うのかすれ違うことも稀で、珍しく出会ったときに一度テレビの音漏れに気をつけてもらうようお願いしたりしたんだけど効果はなく。

しかも1日に1回は観ているようで、その時間に家にいるとAVを一緒に聞かされることになるのだ。

こんな音漏れ、恥ずかしくて友達にも相談できない。

ていうか、真昼間から、ナニやってんの!

こっちは迷惑してるのに!

田村め、このやろう!

そう思うとだんだんこのストレスでイライラしてきた。

一回ちゃんと言おう。

だけどなんか汚い姿で出られても困るから音漏れが終わってから1時間は空けて。

コメント (0)

コメントを書く