失恋を癒すのは出会ったばかりのイケメンとのセックス?!彼に言われるがままに自分で弄ってトロトロになった私のアソコ。早く彼の熱いものを挿れてほしくて…

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失恋を癒すのは出会ったばかりのイケメンとのセックス?!彼に言われるがままに自分で弄ってトロトロになった私のアソコ。早く彼の熱いものを挿れてほしくて… (ページ 1)

ズンズンズン…。

足下から頭の先にまで響いてくる大音量の音楽と、汗ばんだ皮膚がぶつかり合うダンスフロアの熱気にあてられて、私は人混みを掻き分けてバーの方へと逃げ込んだ。

彼氏に振られて落ち込んでいた私を「励ます会」として友達数人にクラブに連れてこられたのだ。

私を励ますために集まったはずの友達は、皆ダンスフロアで見知らぬ男たちと肌をぶつけ合って踊っている。

「はぁ…私なんでここにいるんだろう」

クラブに来る直前までは「もしかしたら新しい出会いがあるかも!」なんて期待して、露出度の高い服を着てはしゃいでいたのに…。

友達が皆今夜のパートナーを見つけて散り散りになっていくのを見届けると、なんだか一気に虚しくなってきたのだ。

「やっぱり男に捨てられた女の負のオーラが出ちゃってるのかな、私…」

なんてボソボソと言いながら、バーの片隅で1人酒を決め込んでいた。

「折角こんな服まで着てきたのに…誰も見てないっつーの!」

すでに独り言が独り言ではない位の声量で喋っていたらしい。

盛大に自分を卑下した言葉を吐いた瞬間、目の前にいた青年がこっちを振り返って私に笑いかけてきた。

「お姉さん、やけ酒してるの?めっちゃ愚痴ってるじゃん」

見た感じ私より少し若いくらいの青年で、ニッと笑って私にグラスを差し出してきた。

「お姉さん、超色っぽいよ。その服も似合ってる。ちゃんと俺が見てるからさ。乾杯!」

恥ずかしい独り言を聞かれたことと、それを年下と思われる初対面の青年に励まされたことが恥ずかしくて、私は俯きながら自分のグラスを彼のグラスにコツンと当てた。

「俺、裕也。友達と来てたんだけど、あいつ消えちゃったんだよなぁ。で、1人で飲んでたってわけ。お姉さんは?」

「私は美咲。…私も友達と来てたんだけど、皆男を見つけてどっか行っちゃった」

半ば投げやりのように自分の状況を説明した。

「俺と同じだね。じゃぁ、改めて初めましての乾杯!」

今度は勢いよくお互いのグラスを合わせる。

グラスに口をつけながら、チラッと彼の様子を窺ってみた。

改めて彼を見ると、すらっと伸びた背は高く、少し長めの黒髪は目にかかりそうな位長い。

体は筋肉質という感じではないが、シャツから出ている腕は少し日に焼けていて逞しく見える。

近くを通る女の子たちが彼のことをチラチラ見ていることからも、彼がモテる外見だということがわかる。

「あんまり見られると恥ずかしいんだけど…美咲ちゃん、もう酔ってるの?」

笑いながら私の顔をクイっと持ち上げて視線を彼の目線へと持っていかれる。

「あ、ごめん!そんなつもりじゃなくって…」

不躾に見ていた自分の態度を反省すると同時に、目の前にある端正な顔立ちを直視したことでさらに恥ずかしさがこみ上げた私は、彼から目を逸らした。

「あんまり見つめられると俺、その気になっちゃうから気をつけてね」

さらに顔を近づけてニコッと笑う裕也に、私は自分の顔の温度が一気に上がるのを感じた。

「も…もう!茶化さないで!」

「ははは、美咲ちゃんもう真っ赤だよ。酔った?それとも照れてるの?」

「酔ってない!もうっ、いつもそうやって女の子口説いてるんでしょ!」

至近距離で話しかけてこようとする裕也のペースに乗せられまいと、私は両手で彼を押し返した。

裕也はとても聞き上手で、お酒がすすんだ私は聞かれてもいないのに別れた元彼のことをベラベラと話し始めていた。

「自分は女の子と飲みに行ったりするくせに、私は男と喋るなとか…有り得ないし!」

「そーだねぇ」

「ちょっと同窓会で再会した同級生とメールでやりとりしてただけで浮気したとか騒ぐし!」

「それは大変だったねぇ」

「別れ際なんて、私のことビッチのマグロとか言ってきたのよ!信じられる?!」

「え?それは信じられない。美咲ちゃんは絶対マグロではないでしょ!」

「え…?」

元彼の愚痴に夢中になっていた私は、相手が今日会ったばかりの裕也だと言うことをすっかり忘れて、言わなくてもいいことまで口走っていた。

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