夫と一緒に風呂に入っていると、徐々に夫の手つきがいやらしくなっていき……。 (ページ 2)

「足りないんだね」

耳元で低く囁かれ、ゾワゾワとしたくすぐったさが彼女を襲う。

俊彦は言うや否や、片方の手を下に向かって這わせた。

乳房から腹部、へそを少しくすぐり、下腹部を撫でながら更に下へ滑りこませ、そして辿り着いたのは秘部だった。

割れ目を開き、隠された芯や入り口を空気にさらす。

俊彦はためらいなく指を2本陰部にねじ込んだ。

「ひぁ……っ」

蜜を掻き出すように指を前後させる。

長く骨ばった彼の指に内壁を擦られ、夏樹は全身から力が抜けるほどの快感を得ていた。

「あ、はぅ、んっあっ」

乳首をこりこりとこねられ、秘部に指を出し入れされ、それと同時にさらに陰芯を親指でこすられる。

「ぁあ……ぅんん! それっ、だめ……ぇ」

「駄目? すごくキツくなってるよ。イキそうなのかな?」

彼の言う通り、夏樹の限界はすぐそこまで来ていた。

俊彦の内部の指の動きが変わり、内壁を深く抉るような動作になる。

「はっ、はぁ、あっ、んぁ……らめ、だめっ……待っ……」

「待たないよ」

言葉通り、俊彦は指の動きを速めた。

夏樹は喘ぎ声を響かせながら腰を浮かせる。

「やぁぁ! イッちゃうっ。あっ、んはあぁ!」

脳がとろけそうなほどの快感が全身を駆け巡り、夏樹は体を仰け反らせて絶頂を迎えた。

「んぁあぁぁっ!」

風呂椅子からずり落ちてぐったりとする夏樹の体を受け止めながら、俊彦はシャワーで彼女についているボディソープを洗い流した。

「満足してくれたみたいで何よりだよ」

相変わらず意地の悪い笑みを浮かべてそう言う彼を夏樹はふくれっ面でにらんだ。

「……もう上がる」

夏樹はフラフラと起き上がるも、果てたばかりでうまく足に力が入らない。

床を這うようにして浴室の戸を開き、そのまま四つん這いで脱衣所に用意してあるバスタオルに手を伸ばした。

「夏樹」

彼に呼ばれたその瞬間、夏樹の体はくるりとひっくり返されて仰向けとなった。

背中にひんやりと脱衣所の床の感触が広がる。

腰から下は浴室の濡れたほうにあり、半分体が出ているような状態だ。

「ごめん、布団まで我慢しようかと思ったんだけど……」

「……何が……」

聞くまでもなかった。

夏樹の陰部に、彼の怒張した欲望が押し当てられていた。

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