マタニティ婚直前のセフレの彼をぱいズリで翻弄し、騎乗位でイキまくる禁断の夜 (ページ 5)
ホテルの部屋を出て、エレベーターに乗りこむ。
「あ、イチゴ買って帰らなきゃ」
「イチゴ?こんな時期に売ってるの?」
「わかんねえ…でも、あいつがつわりで、イチゴしか食えねえって言うからさぁ…」
その言葉は、私の胸にナイフのように突き刺さった。
ついさっきまで私を「一番だ」と言い、子種を注ぎ込んでいた男が、今はもう「父親」の顔をして、妊婦のわがままに頭を悩ませている。
「…ふーん。大変だね、パパは」
(ムカつくなあ…このまま綺麗に帰らせるのも、癪だな…)
そこで、私はふと、悪い考えが浮かんだ。
「…ねえ、今日はありがとう。すごくよかったよ」
別れ際のキスをするふりをして、健吾の顔を引きよせる。
驚いて弛緩した彼の首筋に、私はありったけの憎しみと独占欲をこめて、深く、深く吸い付いた。
「っ、痛…!何すんだよ」
健吾が慌てて私を突き放し、エレベーター内の鏡を覗き込んだ。
「あー!!お前、これどうすんだよ…!しばらく消えねえぞ…!来週、結婚式だってのに…!」
絶望に、顔を歪める健吾。
彼の首筋には、狙い通り、くっきりと鮮やかな赤紫色の痣が浮かび上がっていた。
それは、彼がどれだけ抗おうと消すことのできない、私という女の刻印だ。
「あはは、ごめーん。来週、私も参列するんだし、式場でコンシーラーで隠してあげようか?」
「っ、冗談だろ…」
チン、と無機質な音を立てて、エレベーターが出口階に到着した。
「じゃ、またね。イチゴ早く買いに行きなよ、奥さん待ってるんでしょ?」
「あー…また連絡する」
健吾は首筋を手のひらで隠しながら、逃げるように帰路についた。
その情けない背中を見送って、私はスマホを取り出し、ようやく彼女の投稿に「いいね」を付けた。
幸せな家庭という名の砂の城に、私が刻んだ『女の呪い』。
それは、彼女に見つかるだろうか。
結婚式までに、そのキスマークは消えるのだろうか。
「来週の結婚式、本当に楽しみだなぁ…!」
ナカに残っていた熱い残滓が、どろりと溢れてショーツをしとどに濡らした。
その不快で甘美な感触を楽しみながら、私は鼻歌を歌い、夜の街へと歩き出した。
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