普段は優しい彼に頼んで、今日はドキドキ強引エッチ~いつもより濡れております~ (ページ 5)

繋がったまま離れようとしない。
中がまだ痙攣するたびに、小さく腰が跳ねる。

しばらく二人の呼吸音だけが部屋を満たした。

やがて怜が顔を上げた。

汗と涙と情事の痕跡でぐちゃぐちゃの顔。なのに笑っていた。

どうしようもなく幸せそうな、子供みたいな笑顔で。

幸せそうな彼を見て、胸が温かくなる。
涼香もつられてへにゃりと笑う。

「……かわいい。そんな顔されたら、もっと好きになっちゃう」

怜の耳は真っ赤だ。

「かっこいいがいいんだけど」

そう言いながらも口元が緩むのを止められていない。

ようやく中から抜くと、白濁がとろりと溢れ出した。
それを見て息を呑み、すぐに枕元のティッシュを探す手つきが妙に甲斐甲斐しい。

汚れたシーツを見て、ばつが悪そうに後頭部を掻いた。
それから涼香の横に寝転がって、長い腕を伸ばして引き寄せた。素肌同士がくっつく。

「なあ涼香ちゃん。今日のセックスどうだった?」

「……気持ちよかった」

引き寄せられた胸に、涼香は頬を擦り寄せる。

「普段のじゃ物足りない?」

怜は頬を擦り寄せてくる涼香の頭を大きな手で包み込んで、髪に指を通した。
猫を撫でるような手つきだ。

「そんなことはないけど……」

快楽の余韻に融けた声で、涼香は恥ずかしいことを告げる。

「私、ちょっと強引な方が好きなのかも」

怜はじっと涼香を見つめている。
その目がまた熱を帯び始めていた。

「ねえ、もう一回だめ?」

そんな彼が可愛くて、愛おしくて。こくんと頷く。

「いいよ。……もう一回、しよう」

涼香はそう言って彼を抱きしめた。

-FIN-

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