アクセサリーショップ店長の彼が、指輪を外す時。それは私を抱くという合図で…。
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アクセサリーショップ店長の彼が、指輪を外す時。それは私を抱くという合図で…。 (ページ 1)
「ありがとうございましたー!」
本日最後のお客さんを見送って、私はお店の前に『close』の札を下げた。
私が働くのは小さなアクセサリーショップ。
男女問わず大人が楽しめるトレンドアクセサリーをコンセプトにしていて、常連さんも多い。
「由乃、お疲れさま」
「拓海…、じゃなくて、店長お疲れさまです」
「もう仕事終わったんだから名前で呼んでくれてイイのに」
「まだレジ締めが残ってますので!」
「由乃は真面目だなぁ」
テキパキとレジの清算業務に入ると、拓海は目尻を下げて笑った。
彼はこの店の店長であり、私の彼氏でもある。
バイトとして入った私を優しく指導してくれて、毎日こうして顔を合わせているうちに惹かれ合って…という感じで彼氏彼女の関係になったわけで。
恋人同士になってから仕事がますます楽しくなったし、毎日が幸せで溢れているのである。
「よし、レジ締めも終わりました店長!」
「うん、お疲れさま」
店内の整理も終わり、施錠もしっかりして私たちは帰宅すべくバックヤードへ移動した。
すると。
「由乃」
「ぁ…」
突然ぎゅっと抱きしめられて、胸が高鳴る。
彼の左手は私の後頭部を優しく撫で、右手はゆっくり腰に降りてきて心臓がどきどきと鳴り出す。
そのままリップ音をたてながら首筋に吸い付かれ、くすぐったさに思わず身をよじった。
「店長…」
「もう仕事終わったんだから、名前で呼んで?」
「…拓海」
そう囁けば、彼は嬉しそうに微笑んだ。
私の腰に添えられていた手が脇腹を撫でて、そのまま、するりと胸に長い指が這わされる。
「ぁっ、拓海…、ここ、で…?」
「家まで我慢できそうにない」
「んっ、ぁ…」
すぐ隣にあったソファに押し倒され、シャツのボタンが外される。
そのまま下着に手が伸びる…かと思いきや、拓海は自身の指にはめている指輪を一個一個外していく。
「由乃の肌を傷つけたくないからね」
「ん…」
外されたアクセサリーが机の上に置かれていくたび、きゅんと下腹が疼いた。
反射的に漏れそうになる声を押し込める。
「これだけで興奮する?」
「だっ、だって、いつも拓海が指輪、外す時って、エッチの前、だから…」
「ふーん、期待しちゃうんだ?」
言い当てられて、恥ずかしさに目を逸らした。
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