彼氏がいるのに残業えっち!夜のオフィスでイケメン同期に迫られて…

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彼氏がいるのに残業えっち!夜のオフィスでイケメン同期に迫られて… (ページ 1)

「舞、少し休憩しない?」

低く甘い声が、鼓膜を震わせた。
顔を上げると、隼人がデスクに片肘をつき、じっとこちらを見ている。

深夜のオフィスには、蛍光灯の淡い光とキーボードの打鍵音だけが響く。
一人二人と帰っていき、気が付けば同期の隼人と二人っきりになっていた。

「うーん、もう少しで終わるー」

残念そうなため息の後、長い指が私の手首を掴んで止めた。

引き寄せられ、そっと肩に触れられる。

「お前の彼氏。こんなに頑張ってる舞を、なんで放ったらかすんだろうな」

指先が、すっと肩から腕へと滑る。
くすぐったいような感触に、思わず身じろぎした。

「んっ…やめて。どうしたの急に」

「やめて?」

隼人はくすっと笑う。

「そんな顔して言われても、説得力ないし」

隼人の手が私の頬に触れ、親指でそっと撫でる。

「ねぇ、舞…俺なら、舞のことずっと大事にするのに」

「…っ」

「こんな夜遅くに、ひとりで寂しそうにしてる舞を見てると…触れたくて、仕方なくなる」

隼人の指が顎をくいっと持ち上げた。深く見つめられ、呼吸が浅くなる。

「ダメ、私…」

「ダメじゃないよ」

隼人の顔が近づき、鼻先がかすかに触れ合う。

「俺が、舞を幸せにするから」

隼人の腕が腰に回り、強く引き寄せられた。熱を帯びた体温が、布越しに伝わる。

「…離して」

「それ、本気?」

耳元にかかる吐息がひどく甘い。
隼人の手が背中をなぞり、ゆっくりと腰を引き寄せる。

「嫌なら抵抗して」

隼人の唇が、頬に触れた。

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