彼女を溺愛しすぎている彼とのSEXはただひたすらに甘く、指だけでは我慢ができない (ページ 3)

「もうちょっとだけ、ね? 杏奈」

 早く杏奈に入りたくて、俺のもズボンが苦しいぐらいには硬く勃ち上がっている。どうにか理性を失わずにいられるのは、ただただ彼女への愛ゆえだ。

 挿入する指をもう一本増やして、更に解していく。

 刺激するだけ濡れていくそこが、くちくちと水音をたてる。指から伝わる粘膜の熱さが、杏奈の興奮を伝えてくる。

「あッ、あ…やだ、いじわる、しないで…」

「意地悪じゃないんだけどな」

 潤んだ瞳で訴える彼女が可愛すぎて、思わず笑いながら言った。

 だいぶ解れたと思うし、俺の理性も限界だ。

 指を抜いてズボンと下着を脱ぐ。ゴムを着ける俺を、期待に満ちた顔で見てくる杏奈が可愛い。

「背中、痛くない?」

 彼女の脚を抱えながら尋ねる。

「大丈夫、だから…早く…渉くんの、ほしい…」

「うん、わかった。…大好き、杏奈」

「大好き…っあ、あ…! あっ、渉、くん、あッ…!」

「ッ…」

 愛しい、可愛い、熱い、気持ちいい。

 彼女と繋がれるこの時間が、好きだ。

「渉くん、動いて、いっぱい…ッあ、ああ…!」

「杏奈…っ」

 大事にしたいのに、めちゃくちゃにしたくて、本能のまま彼女を求めてしまう。

 これじゃ駄目だと、彼女の弱い所を刺激する。杏奈が気持ちよくならなきゃ、繋がる意味が無い。

「あ、ッあ…! あ、んッ、あっ…! 渉くん、気持ちいい、渉くん…っ」

「ッ、は…杏奈、可愛い…」

 彼女の腕が俺の首に回される。こうやって抱きついてくるのは、イきそうな時の合図だ。

「イっちゃう、渉くん、も、だめ…ッああ…!」

 脚がピンと反って、内側がきゅんきゅんと収縮する。ああ、可愛い。俺ので気持ちよくなってくれて、嬉しい。

「杏奈…ごめん、止まんない…」

 達している彼女が可愛くて、締め付けてくる粘膜が気持ちよくて、理性が飛ぶ。杏奈のことしか考えられない。大好き、俺の杏奈。

 ペースを落とすどころか速める俺を、彼女は受け入れてくれた。

「あっ、ああ…! いい、から…ッ、そのまま、最後まで…あッ、ん、ああっ…!」

「ッ、杏奈…イく、杏奈っ…」

「出して、奥…っ、渉くん…ッあ、あ…!」

「く、ッ…!」

 愛しい彼女を強く抱きしめて、一番奥まで埋め込んで、欲望を注ぎ込む。搾り取るように収縮するそこは、俺と同時に絶頂を迎えたらしい。最後まで可愛いな、俺の杏奈は。

「杏奈…大好き」

 キスをするとまた嬉しそうに笑う彼女は、やっぱり物凄く可愛かった。

-FIN-

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