仕事が忙しいと敏感になる私の体。それを知りながらわざと悪戯をする彼との愛の残業タイム

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仕事が忙しいと敏感になる私の体。それを知りながらわざと悪戯をする彼との愛の残業タイム (ページ 1)

加奈子はアパレル関連の会社で企画部に所属している三十歳の会社員。事務全般を引き受け、男性社員のサポートをしている。

 会社では月に一度、定例会議が行われるのだが、会議前は準備で上司にこき使われるので、定時で帰れることがほとんどない。

 そんな加奈子を優しく見守っているのが、三十六歳の彼、琉人だ。知人の紹介で出会い、付き合って一年半が過ぎる。

 琉人は営業マンで週末の休みがほとんどなく、加奈子は週末が休みということもあり、なかなか二人で出かけたりすることが難しいのだが、それでも電話やメッセージのやり取りで愛をはぐくんできた。

 体を重ねれば重ねるほど、加奈子は琉人を好きになる。琉人も同じで、どんどん加奈子が好きになり、ベッドの上の加奈子を弄ぶことが楽しくて仕方がないようだ。

 そんなある日、加奈子は会議の準備で慌ただしく過ごしていた。午後二時、やっとお昼休憩だ。

 琉人から、何時ごろに終わりそうかとメッセージが届く。

「会議準備が始まったから、九時ごろかな」

 琉人は外回りの多い営業なので、加奈子のメッセージにリアルタイムで返してくれることが多い。

「わかった。じゃあ今日は迎えに行くよ」

「いいよ、ほんとに何時になるかわらないから」

「気にしないで。俺はどこでも時間を潰せるからさ」

「ありがとう」

 窓の外を眺めながら、加奈子は下半身を熱くしていた。琉人のこのタイミングのお迎えは、二人が今夜愛し合うことを意味するからだ。

 また今日も激しく琉人を求め、何度も果てる…。忙しい時に限って加奈子は琉人を欲し、琉人はそれにきっちり応える。

 そんなことを想うだけで、加奈子はムラムラしてしまう。

 ダメだ…。仕事しなきゃ。

 仕事モードに切り替わるよう、加奈子は大きく深呼吸をしデスクへと戻った。

*****

 午後九時、加奈子はぴったり業務を切り上げた。

「お先に失礼します」

「気を付けてな」

 上司に余計なことを言われないよう、いつもと同じように完璧に仕事をこなす。

 エレベーターを降り、正面玄関を出ると見慣れた琉人の黒い車が止まっていた。

「お疲れ!」

「待った?ありがとう」

「お腹は?」

「うーん、なんか減りすぎちゃった」

「じゃあこのままホテルに行こうか」

「う、うん」

 加奈子の優柔不断な性格を熟知している琉人の提案。決して強引ではなく、明るくさらっと誘導してくれることが加奈子には心強い。

 それはベッドの上でも同じだ。だから、こんなにも体を火照らせたまま午後から我慢しているのかもしれない。

 こうして仕事の帰りにラブホテルに直行することは何度かあるが、目的がセックスと明確にわかっているドライブは動物的だと加奈子は思う。

「忙しかった?」

「そうね、なんか社内を歩き回って脚がむくんでる」

「俺の出番?」

「大丈夫だよ、お風呂でマッサージするから」

「一緒にね」

 前戯は始まっていた。どれだけ琉人が加奈子に執拗に愛撫をするのか知っているのだから、こうして宣言されたら加奈子の子宮は一瞬で熱くなる。

「琉人くんの一日はどうだった?」

「加奈子のいやらしい姿を想像したら止まらなくて困った」

「もう!やめてよ」

 冗談なのか本当なのかわからない琉人の言葉に、繋いだ手をぎゅっと強く握る。何も言わず握り返す琉人の興奮も加奈子には伝わっていた。

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