こっそり太ももM字開脚ベルトを買っていた彼。そして愛液を滴らせ昂ぶりを隠せない私 (ページ 3)

 ティッシュケースの箱を開け、勇紀がコンドームを取る。待てない千晶は後ろから抱きつき邪魔をするが、すぐに体勢は逆転する。

 勇紀がくるっと千晶の上に乗りかかり、耳元で囁いた。

「もうちょっと遊びたかったのにな」

 甘い言葉とは裏腹に、割れ目に硬いペニスを擦りつけ、愛液を絡める。

「やだ…、あぁ、もう…、それ、気持ちいい」

 何をされても体がふわふわと浮き上がりそうなほど、勇紀を欲していた。早くご褒美が欲しい。

「ぐっ!…あー」

 勇紀が最高のタイミングでぐっと深く挿入した。

「ううっ」

 腰を掴まれぎゅっと強く引かれると、千晶は小刻みに喘ぎ始めた。それと同時に、千晶の中でどんどん膨張する勇紀のペニスが波を打っている。

「すごい!あー、そこ、そこ、あー」

「イキそう!出る!」

「あんっ、あっ、あー、あー」

「イクよ!」

 生温かい白濁液をどくどくと感じる。同時に絶頂へ達したあと、しばらく余韻で動けないのは勇紀の方だった。

「大丈夫?勇紀くん、ねえ、大丈夫?」

「あぁ、ちょっと動けない」

 枕の下では電マがぶるぶると動いたままだ。その音は、終わってから聞くと滑稽に聞こえる。

「水、飲む?」

「うん」

 千晶が立ち上がると、勇紀が電マのスイッチを切った。

「次は一人でやってよ。俺、見てるから」

「もう!しないから!」

 千晶が勇紀にペットボトルを渡した。くすっと笑う千晶のその表情は、そのうちやってくるだろう、オナニー鑑賞会のOKのサインだと勇紀は確信していた。

-FIN-

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