いじわる先輩とクール上司のオフィスエッチ!見てるだけじゃ我慢できないよ…

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いじわる先輩とクール上司のオフィスエッチ!見てるだけじゃ我慢できないよ… (ページ 1)

さくらの異動の内示が出た。品質管理部から、広報室へ、以前のキャリアを買われての異動だった。品質管理部にいるのもあと1ヶ月。ところがチーフが手のひらを返したように嫌味になり始めた。

ちょっとしたミスとも言えないミスを騒ぎ立て、怒鳴り散らす。さくらがトイレに入れば電気を消しにくる。お弁当がひっくり返されていたり、さくらは精神的に落ち着かなくなっていた。

「それはさ、うちのチーフと広報の金子マネージャーができてるからじゃん」

同僚が言う。

「え?そうなの?私、金子マネージャーのチームに入るんだけど…」

「だから彼女ご機嫌悪いんだよ!チーフはさ、タイムカード押したら必ず金子マネージャーのところに行って、しばらく会議室から出てこないんだよ、さくらは社内の事情に興味ないから…気をつけなさいよね!」

「それでか…え、でも二人とも既婚者じゃなかった?」

「だから会社でいちゃついてるんじゃん。ほんとしっかりしなさいよ!」

*****

荷物の移動のために退勤後に広報室へおそるおそる行ってみると、金子マネージャーは一人で作業をしていた。

「マネージャー、今宜しいでしょうか。明日からお世話になります」

「さくらさんだね、宜しくお願いします。キミのデスクはこっち使ってくれるかな」

「はい、ありがとうございます」

引き出しを引くと、中から食べかけのお菓子や誰かの私物が出てきた。

金子はちらっと見て

「ああ、ごめんね、キミのとこのチーフだらしないんだよなあ」

と私物をかき集めて手近にあった袋に突っ込む。

「ここを休憩所と勘違いしてるんだよね」

「そうですか…」

噂を思い出しながら、さくらは自分の持ち物を引き出しに移し、デスクの下に潜ってパソコンの配線を確認しようとした。

「金子くぅん」甘い声を出して、誰かが入ってきた。

「一応、上司なんだけどな」

「いいじゃん、もう私タイムカード押したもん、仕事中じゃないよ?」

やけに鼻にかかった声で女が言う。

チーフだ。

咄嗟にデスクの下で息を潜める。

「あのさ、明日からここにさくらさんがくるんだよ。こうやって入って来られると…」

「あいつ、マジでムカつく!私も異動願い出してたのにさー」

「彼女は俺が取ったの。編集やってた事あるんだってさ。おまえパソコンも敬語もまともに使えないだろ」

「金子くんが教えてくれればいいじゃん?そしたらさ…」

チーフが金子の席の横に行くと、当たり前のように、彼の膝にまたがって座るのをさくらはデスクの隙間から見ていた。

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