2人になれる場所を探して図書館を訪れたら彼に人気のない場所に連れてつかれて― (ページ 6)

あそこがじんじんしてくる。

気付くと私は無意識に浩希の頭を両手で押さえつけ、下半身に押し当てていた。

浩希が舌先をとがらせて、クリトリスを弄ぶようにつつく。

かと思うと、カタツムリが這うかのように私のそれ全体を撫でていく。

ぴちゃ、と小さな音が響くたびに、誰かに聞きとがめられやしないかはらはらする。

舌が急に中まで押し入ってきたかと思うと入り口付近をそっと舐め、またとがらせた舌で周りをつんつんつつく。

浩希が唇を離す。

体を少し起こして耳たぶをそっと舐めて、

「いくよ？」

と囁いた。

浩希が私の左の膝の裏に手を当て、膝を高く持ち上げた。

さっきから勃起しっぱなしの浩希のそれが、私のずぶぬれのあそこに強く押しつけられ、先端から私の中に埋もれていく。

すべてが私の中に収まったとき、私と浩希どちらからともなく一緒にため息をついた。

浩希のものはとっても熱くって、どくどくと脈打っていた。

「ルイ・・・、動きたい」

それを阻止する理性はとうにない。

うんうんと頷き、浩希にしがみつく。

浩希がそっと腰を引き、ずっぷりと埋めてくる。

ゆっくり、ゆっくり浩希は腰を動かす。

浩希が腰を動かすたびに、カリが私の一番気持ちいいところを刺激して、自分で自分の中がきゅんきゅんしているのがわかる。