2人になれる場所を探して図書館を訪れたら彼に人気のない場所に連れてつかれて― (ページ 3)

本の棚は私の身長まで。

浩希は私を引っ張り、中腰でのキスだった。

そうしないと、棚のずっと向こうから誰かに見られてしまう。

浩希のキスは強引だったけど優しく、そしてみだらだった。

唇を吸い、舌を絡める。

「ルイ、なめて」

キスで体の力が抜けた私に、浩希がささやく。

もう、抵抗する気力は残っていなかった。

ベルトを外す音が響かないように注意しながら、用心深く浩希が少しズボンと下着をずらした。

さっき触って確認済みの勃起がそこにはあった。

私は本棚の陰に跪くようにして、浩希のそれを口に含む。

いつもならわざと音を立てながら、いやらしく口で奉仕するのだけれど、今日は音を立ててはいけない。

のどの奥まで口いっぱいに飲み込んで、口の中で舌をうごめかせる。

ぬるぬると舌を這わせると、時折浩希がびくんと中ではねる。

そっと浩希を見上げると、思い切り我慢した表情で、視線は棚の向こうを見ていた。

誰か来ないか見張っているのだろう。

私も、誰か来ないか本当にはらはらしていた。でも、ここまで来たら止められない。

音が出ないように、浩希のそれを唇でしごく。

浩希の呼吸が乱れるのがわかり、私は嬉しくなってしまう。

浩希が感じている。

「私で」感じている。

浩希の手を握りながら私は一生懸命大きくなっているものをしゃぶった。

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