「そうやって俺に溺れろよ」休日の幸せな朝に突然シーツに縫い付けられて… (ページ 6)

なんか…今日はいつもと違う

どうしようもないほど彼を求めている

ぎゅっと身体中の筋肉が一瞬硬直して、快感の波に飲み込まれた

蠢く手がそれでも容赦なく私を刺激する

力が抜けてされるがままになる

悠聖は体勢を変えて、愛液にまみれた指を引き抜くと、今度は私の足に口づける

ジンと伝わるほのかな唇の体温が神経に届いて

上気した身体がほんの少し落ち着きを取り戻す

けれどそれも束の間でさっきよりも激しい刺激が身体中に走って

電流のような快楽

彼は私の其処に舌を這わせている

「あっ、ひうっああ、やっ」

はしたない声が漏れる

誰に聞かれるわけでも無いけれど、我慢するように口を閉ざす

そうすれば、そうはさせまいというようにまた身体の芯を疼かせるように吸い付かれる

まるで違う生き物が這っているみたいに中に侵入してくる

「あっ、はあ、ぅああっ」

頭の中が真っ白になった

ぐっと内臓を押し上げるような圧迫感

狭い視界には眉間にいつもより皺を寄せた表情が見えた

繋がっている、このままひとつになれないかな、なんて

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