疲れた彼のため、今夜はあたしがご奉仕エッチ (ページ 2)

「お前、どこで覚えてくんだよ、そーゆーの」

 覚えてくるとか、そういうんじゃないもん。

 わかるの。

 あなたのことが、大好きだから。

 淳史は小さく笑ってうなずいた。

「シャワー、浴びてくるよ」

「いいの。今日は、全部あたしがしてあげる」

 ベッドの上に、そっと彼を押し倒す。

 長身の彼の体からは、お風呂上りのいい匂いがする。

 その上に、あたしは覆いかぶさった。

「百花」

「だーめ」

 あたしの肩を抱き寄せようとする手を、逆につかんでシーツの上に押さえつける。

「淳史はじっとしてて」

「でも……」

「いいから。ちゃんと、気持ちよくしてあげるから」

 彼は戸惑いながらも、ちょっと苦笑して、両手の力を抜いた。

 あたしに言われたとおり、おとなしくベッドに横たわり、あたしの好きなようにさせてくれる。

「好き。大好き」

 あたしは彼に、キスをした。

 おでこ、こめかみ、すっととおった鼻筋。頬、まぶたの上、それからもちろん、唇にも。

 思いつくとこ全部に、キスの雨を降らせる。

 唇にキスして、彼がそれに応えようとすると、すっと離れる。

「あっ……」

 彼が物足りなさそうに小さく声をもらすのが、ちょっとぞくぞくきちゃう。

 キスして、逃げて、またキスして。それを何度も繰り返して。

 そうして、少しずつ愛撫を下へおろしていく。

 彼の首筋から胸元へ。優しく撫でて、キスをする。

 平たい乳首に、ちゅっと音をたてて軽くキスすると、彼の体がびくっと小さくこわばるのがわかった。

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