濡れた身体を温められ…娘の同級生の父親と背徳の関係

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濡れた身体を温められ…娘の同級生の父親と背徳の関係 (ページ 1)

午後から雨が降る予報だったのをすっかり忘れて、傘を持たずに家を出てしまった。

案の定、途中で雨に降られてしまい、私はずぶ濡れ状態になってしまった。

まるで、シャワーを浴びたかのような状態に、せっかく買ったばかりのワンピースも台無し。ついていないな・・・そう思いながらも、早歩きで家に向かっていた。

プップープップー・・・

車のクラクションが鳴って、ハッと車に目をやると、高野さんが車の窓を開けて手を振っていた。

高野さんは、娘の同級生のお父さんだ。

娘が小学生の時には、一緒にPTA活動にも参加もして、卒業した今でも家族ぐるみで付き合いが続いている。

『あ、お久しぶり。雨ずぶ濡れじゃない。車乗って行って』

『でも・・・』

『早く!ほら、信号変わっちゃうから』

そうせかされて、急いで車に乗り込んだ。

『午後から雨降りだすのすっかり忘れてて・・・』

『予報通りだったね』

家に着くまでの間、他愛のない雑談をしていた。

この時は、本当に助かった!!という気持ちでいっぱいだったのに・・・

『ありがとうございました。あ、せっかくだから、お時間あればコーヒーでもどうですか?

お礼も兼ねて・・・』

私がそういうと、車から降りてきた。

『良いんですか??いや、本当のことを言うと、コーヒーでも飲みたいな・・・なんて(笑)』

高野さんは頭をかきながら、子供みたいにくしゃっと笑った。

『どうぞ・・・今残念ながら皆留守なんですよ』

高野さんをリビングに通すと、今朝娘が食べた食器がそのまま台所に放置してあった。

幸いリビングはある程度片付いていたけど、ちょっとしまった!という思いでいっぱいになった。

『ごめんね。散らかってて・・・ソファ座ってて。ちょっと私着替えてきちゃうから・・・』

コーヒーメーカーにコーヒーをセットして、私はリビングから出ようとした。

『彩さん・・・』

高野さんが急に後ろから私を抱きしめた。

一瞬何がどうしたのかと思い、頭の中が真っ白に・・・

『高野さん?えっ・・・・??』

雨で濡れたワンピースが身体に張り付いていて、抱きしめられると身体のラインがはっきり感じ取れる。恥ずかしい・・・

『ごめん・・・彩さんすごく悩ましいから・・つい・・・』

優しく後ろから抱きしめられているけど、後ろから回した腕に力が入っているのが分かる。

突然のことで身動きが取れなかった。

身長の高い高野さんは、後ろから抱きしめられると包まれている感じがとても強い。

驚きは隠せなかったけど、妙に包まている感じに居心地の良さを感じた。

雨に濡れて身体が冷たくなっていたけれど、後ろから抱きしめられて身体が温かくなってきている。

『着替えなきゃ・・・』

そう言うと、高野さんはワンピースのファスナーを下した。

『あ・・だめよ・・・』

高野さんがワンピースをおろして、下着姿になった私を後ろからまた抱きしめた。

『思った通り・・・彩さんは細くて華奢だ・・・』

抱きしめながら耳元で囁く。

そして、抱きしめられていた手がゆっくりと私の身体を撫で始める。

高野さんの大きな手が身体のラインを確認するかのようにゆっくりと・・・

私の身体は撫でられる度にゾクゾクして、小刻みに身体が動いた。

ソファに私を座らせ、ゆっくりと横に倒された。

こんなにまじまじと高野さんの顔をみたのは初めてかもしれない。

一緒にPTA活動をしていた時も身のこなしが柔らかで、時折みせるやんちゃな少年っぽい笑顔に素敵な人だなとは感じていたものの、こんな風になるとは思いもしなかった。

『ずっと気になっていたんだ・・・彩さんのこと』

ゆっくり私のおでこにキスをしてきた。そして、瞼にも・・・

こんなことをしてはいけない・・・という気持ちと、私と同じ気持ちだったんだ・・・と肯定する自分が心の中で葛藤している。

『やっぱり・・・こんなことしちゃ・・・』

ダメといおうとした時、口を塞ぐようにキスをしてきた。

唇が重なり、高野さんの唇が軽く私の上唇をチュッと吸った。

私はどうしてら良いのか分からず、高野さんにされるがまま。

そして下唇を吸うと、私の口の中にゆっくり高野さんの舌が滑らかに滑り込んできた。

そして、ゆっくりと舌と舌を絡ませた。

葛藤していた気持ちの線がプツリと切れる音が私の中で響いたような気がした。

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