ジャズバーの青年が酔いつぶれて駄々をこねるから家に連れ帰れば…見透かされる心 (ページ 3)

「ユキさんとやっと二人きりだ」

コウタは満足気に笑う。

「……泊めるだけ、だから」

バーから私のマンションまでは歩いていける。

玄関に入って、靴を脱ごうと少し屈む。

「ベッドじゃなくてソファ使ってね」

そう言って振り向こうとすると、背後からいきなりコウタが抱きついてきた。

「えっ……」

なにか言うより先に、コウタの手が服の中に入った。

「やっぱり、いい匂いだよな」

声は低い。

お腹から出すような、耳に甘い声。

それが後ろから、耳たぶを溶かす。

こんなしゃべり方のコウタ、知らない。

ブラがあっという間に外された。

胸をたどる手が大きい。

右の胸は優しく揉みしだかれて

左の胸は、先っぽを引っ張られてジンジンする。

「ァん……っ」

まだ、玄関なのに。

気持よくて、思わず声が出る。

恥ずかしくって首をふると、耳を舐められた。

じゅる、れちゅ、ちゅ。

水音が近くて、一気に恥ずかしくなる。

「コウタ……ァ、や……っ、ぁ」

「ヤっていい?」

尋ねながら、コウタがズボン越しのソレを押し当ててきた。

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