二人だけの時間が流れる海の家―思い切って重ねた唇から始まる夏の記憶 (ページ 4)

「水着、見ちゃだめなら、水着の中身を見せて」

抗うわたしの手をすり抜けて、利人さんがビキニトップをずらす。

自慢できない痩せた胸が露わになった。

「きれいだね」

胸の先に利人さんの舌が伸びる。

信じられないくらい気持ちいい。

「ひぁ…そこ、だめ…」

乳首で生まれた快感が、体の奥に届いて蜜をつくった。

「さっきより、染みが広がってるよ」

意地悪な利人さんの言葉さえ、快楽に直結している。

「これ以上、汚したら大変だから脱ごうか」

わたしの返事を待たずに、日に焼けた手がボトムを奪った。

クロッチの部分と秘花の間に、透明の蜜が糸を引く。

その蜜を辿って、熱い舌が蜜口に辿り着いた。

「や…利人さんっ…汚いよぉ」

蜜口だけじゃなく、淫核にも舌が被さる。

びりびりとした快感に腰が甘く痺れた。

「千星ちゃんのは汚くない」

舌は淫核の上で小刻みに動き、わたしを絶頂へと押し上げる。

「利人さんっ…いっちゃう…っ…?」

もうすぐイけるというところで舌が止まった。

「ごめん。俺もイかせて」

利人さんがわたしをテーブルからベンチへと降ろした。

押し倒され、片足はテーブルの上に。

はしたない部分が丸見えになる。

「ちゃんと、外で出すから」

「ひああっ…!」

日に焼けた肌とは違う色の、利人さんの分身が一気にわたしを貫いた。

コメント (0)

コメントを書く