昨夜の記憶が曖昧な中目を覚ますと監禁されていて…拒絶できないぬくもり (ページ 4)

「……夢じゃなかった」

えぇ、私もあなたも残念なことに、夢じゃないんですよお兄さん!

てか、もしや後悔している様子?

彼はしばらく抱きしめたまま、私の髪を撫で、指で梳く。

つむじのあたりに顔を埋められた感触から、多分匂いをかがれているみたい。

うっ……私確実にお風呂に入っていないのに……。

頭を撫で、髪をなで、耳をくすぐったり瞼にキスをされたり……私はされるがまま、うっとりしていたんだけれど

――いや、それじゃ駄目じゃん。

と、自分にツッコミをいれて意識を覚醒させた。

だって

朝の、その、男性の生理現象により

彼のものが凶悪に固く、そそり立っていることに気が付いちゃったんだもん!

「ん、……ふぅ……」

寝相のふりをして、私はごろんと体制を横にする。

――こ、このまま言いようにされるもんですか!

仰向けの体制から、胎児のように身体を少し丸めた。

これなら私の顔も見えにくいはず。

私を押し倒すような体制で私を見下していた彼は、ため息をつくと自分もごろんと寝転ぶ。

そのまま私の背中をそっと抱いた。

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