憧れの先輩が義理の従兄になりエッチな関係が始まりました!今日も開発されちゃう私
キャラクター設定
登場人物をお好きな名前に変更できます。
milkyに掲載の小説は当サイトが契約した作家によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。
憧れの先輩が義理の従兄になりエッチな関係が始まりました!今日も開発されちゃう私 (ページ 1)
「葵さんもう来てるかな…?」
私、柚子は葵さんとの待ちあわせ場所である公園へと急いだ。
葵さんを待たせたくないし、電車が遅延したせいで、葵さんとすごせる時間が減ってしまうなんて、いや。
デートの相手、葵さんは私の従兄…。といっても、血はつながっていない。
私の叔父さんの再婚相手の息子だから、私にとっては義理の従兄。
(まあ、いとこ同士ならば元々結婚も可能な間柄ではあるけれど…)
偶然おなじ大学に通っていた葵さんと私。
以前から先輩である葵さんに憧れていた私が、親戚という他人ではない関係になったとき、思い切って自分の気持ちを打ち明けてみたのが、私たちが恋人同士になったきっかけ。
血のつながらない兄妹じゃなくて従兄妹なら、(フラれても、少なくとも義兄妹の関係よりかは気まずくないし!)と自分に言い聞かせ、ヘタレの私にしては一世一代の告白だった。
その結果、私は…。
「俺も柚子ちゃんのこと、ずっと気になってたんだよ」
という、信じられないほどうれしい返事をもらうことができた。
先輩と後輩から従兄妹。従兄妹から彼氏彼女と関係が変わっていった私たち。
おたがいバイトが忙しいのが残念だけど、今日は二人きりで会える…のだから、電車が遅れて遅刻するのは、なんとしてもさけたい。
*****
息が切れ気味になるのもかまわず足ばやに公園をめざしたおかげで、どうにか待ちあわせ時間の少し前に到着できた私。
「柚子ちゃん」
背後から自分の名前を甘い響きで呼ばれ、トクンと心臓が跳ねあがる。
振り返ると、公園の大きな木のそばに葵さんがいた。
「葵さん!」
うれしさを抑えきれず、彼に向かって駆けよろうとした瞬間、私の頭にこんな思いがよぎった。
(よかった!早歩きで急いだかいあって…、ん?早歩き…!?あ、どうしよう…。今の私、けっこう汗、かいてる…)
「柚子ちゃん、どうしたの?」
葵さんがこちらに近づきながら私を気遣うように声をかける。私、葵さんに心配かけちゃってる?
私はあわてて口を開いた。
「えっと、あの…。今日は電車が送れちゃって…。デートに遅刻するのがいやで、急いでこの公園にむかったんだけど…。そのせいで私、汗かいちゃって…」
ちょっと恥ずかしかったけど、私は正直に説明した。
コメント (0)