ナイトプールにやってきた私。ナンパから助けてくれた絶倫お兄さんに甘く口説かれ愛される。

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ナイトプールにやってきた私。ナンパから助けてくれた絶倫お兄さんに甘く口説かれ愛される。 (ページ 1)

辺り一面がきらびやかなピンク色に照らされ、陽気なBGMが鳴り響くプールサイド。

活気に満ちた喧騒の中、私はひっそりと木陰に身を寄せて、壁の花になっていた。

というのも、一緒にナイトプールに行こうと私を誘った友人が、さっさと相手を見つけてお持ち帰りされてしまったからだ。

『小夜も楽しんでねー!それじゃ!』

あまりにも何をしたらいいのか分からなくて、10分前に届いたメッセージをもう何度も見返している。

適当に「おっけー!」って感じのスタンプを返しておいたけど、正直に言うとめちゃくちゃ泣きつきたい気持ちだった。

都会で暮らし始めて日が浅い私は、こういった場の経験が全くと言っていいほどない。

…そもそも、特定の男性とそういう体の関係を持ったことすらまだないのだから、ナイトプールになんて来るべきじゃなかった。

きっと、いかにも遊びに慣れていませんよ、という感じが出まくっている。見なくたって分かる。

このままここに居ても変に目立ってしまうだけだろうし、ホテルの部屋に戻って休もうかな…。

と、一歩踏み出したところで、辺りを見回していたらしい見知らぬ男性と運悪く目が合ってしまった。

咄嗟に目をそらしたけれど、遅かった。チャラそうなナンパ集団が私の方に向かって歩いてきて、あっという間に周囲を固められてしまう。

「お姉さんさっきから一人だよね?暇なんだったらさー、俺らと遊ばない?」

「いえ、あの…」

「うわー、俺めっちゃタイプかも。こんな子いたっけ。もしかしてここ来るの初めて?」

ちゃんと断らなくちゃ。そう思っているのに、うまく言葉が出てこない。

言葉に詰まっている私を見てこのまま押し切れると思ったのか、一番近くにいた男性が私の肩を抱こうと近寄ってくる。

どうしよう。もう逃げられない。そう思った瞬間、後ろから腕を引かれて、誰かにそっと抱きとめられた。

「いやー、待たせちゃってごめんね」

知らない男の人の声だった。それでも、私に声を掛けてきた人たちとは明らかに違う、穏やかで落ち着いた声色をしていた。

「この子俺と待ち合わせしてるから。あんまり気安く触らないでくれるかな」

心臓がばくばくと鳴って、辺りの声があまりよく聞こえない。

…この人は私を助けようとしてくれてるんだ、と少し遅れて気がついた。

「なーんだ、男いたのかよ」

そんな捨て台詞を吐き捨てつつも、ナンパ集団は大人しく引き下がっていく。

跳ね上がった鼓動が落ち着くのを待って、私はほっと胸を撫で下ろした。

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