喧嘩した後の仲直りエッチはお風呂でトロトロにのぼせちゃう (ページ 2)

玄関から室内に入った途端、後ろから抱きつかれて上を向かされる。

「んんっ」

直也の冷たい鼻先と、柔らかくて少し乾燥した唇。

「直也、っ…急、すぎっ」
キスの合間に言葉を紡ぐけど、直也が聞いてくれる気配はナシ。

キスをしながら、私のコートを脱がしにかかる直也に、私はもしや、と焦った。

「直也…んってば!」
「うるさい。黙ってキスさせろ」

「んんっ…んぁっ、つめ、たっ」
「あっためて」

コートが床に落ちてすぐ、横腹から入り込んできた直也の手がどんどん上がってくる。

そしてその指先が、ブラの上から私の頂周辺をクルクルと撫でる。
私の薄めなブラジャーでは、きっともう乳首がたってるのが分かってしまっているはず。

すると、掌全体で胸が揉みしだかれる。
「柔らかい。でもココだけ固いの分かるよ」

「んっ、直也、あっ」

ブラをずり下げてその手は直接触れてきた。
人差し指で固くなったそこを押し込み、今度は挟んで摘む。

「この柔らかさほんと癖になる」
「…っ、はぁっ…んっ」

「なぁ、芽衣奈。今日はピザにしよ。んで来るまでに芽衣奈食べる」

「そん、なっ待ってお風呂っ!」
「なら、今から入ろ。一緒にな」

そこから有無を言わせずお風呂場に直行され、服も脱いでいないのにシャワーをかけられる。

「っちょ、服脱いでない!」

「シャツ張り付いてエロい…やば」

「もーっ!濡れたら脱ぎにくくなるでしょ!?」
「俺が脱がすよ」

直也の手がピトッと私のお腹に添えられる。
全身が濡れているせいで、いつもと触れられた時の感覚が違う。

「ほんとだな、張り付いて脱がしにくい」
笑いながらシャツを脱がせる直也を睨む。

「おーおー、こわいこわい」
シャツ重たっ、とずっと笑ってる直也。
笑ってると何も言えなくなるじゃんか。

不意に、顔に手を添えられ上を向かされたと思ったら、顎と首の境目あたりに口付けられた。

「んひゃっ、そこ…っ」

口付けられたり、少しだけ出された舌先が擽ってくる。
首横のラインを降りていく唇が肩を捕まえて甘く噛み付く。

大きく食まれて、口の中の粘膜が肩に当たる。
ザラついた舌が柔らかく、ねっとりと辺りを行き交う。

何度も腰から脳天まで快感による鳥肌がせり上ってくる。

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