同窓会で久し振りに会った元カレと、酔った勢いでラブラブセックス

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同窓会で久し振りに会った元カレと、酔った勢いでラブラブセックス (ページ 1)

「あのとき…ごめんね」
成人式のあと、高校の同窓会で再会した浩平。
何となく二人で二次会をする流れになり、適当に入ったバーのカウンターに並んで座りながら、綾香は切り出した。
ずっと伝えたかった言葉。
「え、何のこと?」
いきなり謝罪をした綾香に、浩平は当然の疑問で返してくる。
「浩平が浮気してるって、私、完全に思い込んじゃって。しっかり説明してくれたのに、耳も貸さずに」
「あぁ」
高校三年生の夏。
綾香が一方的に勘違いをして別れ話を切り出したときのことだと、浩平もすぐに思い至ったようだった。

「いいよ、しょうがない。しっかり安心させてあげられてなかったっていうか、信用がちゃんと得られてなかったってことだしさ」
その表情は、以前より少し大人びて見えた。
そうじゃない、と口から出かけたが、言い訳にしかならないと思い、綾香は何も言えずに黙り込んだ。
「こうしてまた会えて話せて、嬉しいよ。綾香はさ、ほんとに今、彼氏いないの?」
そんな綾香の逡巡(しゅんじゅん)を感じ取ったかのように、気軽な様子で浩平は聞いてきた。
「ん…いないよ。先月別れたばっか」
「そっか。じゃあまた、俺にチャンスあるかな?」
「え?」
「俺はさ、あれからずっと誰とも付き合ってないんだよ。どうしても、綾香が忘れられなかったから」
カウンターの上で、手を重ねられる。
大きい手からは、温かさと優しさが伝わってきた。
自分の顔が赤くなっていることを自覚するが、慣れないアルコールのせいだと思ってもらえるだろう、と自分に言い聞かせる。
「入ったばっかだけどさ、ここも出て、二人きりにならない?」
昔と変わらない、まっすぐな瞳に見つめられる。
初めてのお酒で、身体と気持ちがふわふわしている。
それを言い訳にして、綾香はこくんと頷いていた。

*****

バーを出ると、浩平は当たり前のように手を繋いできた。
懐かしい感触。
そのまま、これもまたごく自然な流れでラブホテルに導かれる。

部屋に入り、コートを脱いで荷物を置くと、立ったままどちらからともなく抱き締め合った。
胸板が少し厚くなった気がするが、懐かしい匂いがする。
唇を重ねて、お互いを求め合うようにキスをする。
ふわっとアルコールの香りがして、自分が少し大人になったように感じた。
浩平の手が、我慢できないというように、綾香の背中やお尻を撫で回してきた。

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