セクハラ患者から助けてくれた外科医にお礼をしにいったら…当直室で結ばれる恋 (ページ 9)

「んんっ…」

「ずっとこうしたかった」

ふと、それまで遠い人だと感じていた先生が、急に近い存在に思えた。

先生も普通の人みたいに、嫉妬したり、エッチなことに興味を持ったり、人を好きになったりするんだって。

「大丈夫ですよ」

「ん?」

胸に置かれていた先生の手に、自分の手を重ねた。

この気持ちが伝わるように、まっすぐと見つめて。

「こんなこと、昌也さんとしかしませんから」

そう告げれば、先生は嬉しそうに笑った。

顔が近付いて、深い口付けをされる。

その間も、胸を揉みしだく手は止まらない。

そして、

「恵が可愛いこと言うから、俺のココ、もうこんなだよ」

「っ……!」

太股に押し付けられる、先生の男の場所。

胸の鼓動が一気に早くなる。

唯一身に着けていたショーツの中に、先生の手が入り込んだ。

「もうびっしょり」

「やっ…」

「今触ったばっかりなのに、こんなに濡らして」

すうっとスジをなぞられて、体がびくんと跳ねた。

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