毎日痴漢されているうちに感じてしまい、ついには最後までされてしまった

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毎日痴漢されているうちに感じてしまい、ついには最後までされてしまった (ページ 1)

(ああ、まただ……)

身動き一つとれない満員電車の中で、私は早く目的の駅につくことを願った。

お尻を撫で回す感触をなるべく意識しないようにしつつ。

毎日のように痴漢されるようになったのはいつからだろう。

本当ならこの犯人を捕まえるなり、周囲の人に助けを求めるなりしないといけない。

けれど、私は怖くてそのどちらもできなかった。

時間が経てば相手も飽きて痴漢をされなくなると思ったのだ。

だけど、痴漢は収まるどころかますますエスカレートしていき……。

「ん、ん……」

男性の太い指がスカートの中に入り込み、ショーツの上から私のあそこを執拗に撫でる。

(ど、どうしよう……このままだと、また……)

そんな私の焦りを知ってか知らずか、痴漢の指は私のクリトリスにそっと触れた。

「んんっ!」

たったそれだけのことで、私は思わず声を上げてしまいそうになる。

嘘みたいな話だが、痴漢されていくうちに私の感度はどんどん上がってしまっているのだ。

私のショーツの中は濡れていき、指が動くたびにグチュグチュと音がするようになってしまう。

(あ、やだ……恥ずかしい)

周囲の人に聞かれたくなくて、指が動かないように足に力をいれる。

すると痴漢の手は動きを止め、私はほっとした。

けれどそれは間違いだった。

指が一本、ショーツ越しに私の中に入ってきたのだ。

「あ!」

あまりの衝撃に私は思わず声を上げた。

幸い、周囲の人が気づいた様子はないが、激しく出入りする指に腰が震えてしまう。

「んっん……んんっ」

私は口を手で押さえて、なんとか声を我慢する。

(どうしよう、このままだとまたイカされちゃう!痴漢にイカされるなんて、そんなのダメ!我慢しなきゃ!)

痴漢から逃れるために、なんとか身を捩るも痴漢の指は止まらない。

(あっダメ……イクっ!イっちゃう!)

その時、目の前の扉が開いた。

目的地ではないけれど、駅に到着したようだ。

痴漢から逃れるには今しかないと、人の流れに従って私は電車を降りた。

「はあ……はあ……」

私は駅内のベンチに座り、呼吸を整える。

けれど、私の体はイク直前まで高められた熱を開放したがっていた。

このままトイレに行こうかと思っていた私に、人影が近づいてきた。

「ん?そこにいるのは、もしかして千原さん?」

「え?」

私が顔をあげると、そこにいたのは高校時代の同級生の赤沼君だった。

「赤沼くんじゃない、久しぶり」

「ああ、こんなところで会うなんて思わなかった」

明るい笑顔で近づく彼に、私は先ほどまでされていたことを思い出しなんだか気まずく感じてしまう。

けれど、私の事情なんて知らない赤沼くんはどんどん私に近づいてきて、不思議そうな顔をした。

「千原さん、なんだか顔が赤くなってるけど、具合でも悪いの?」

「い、いえ、そういうわけじゃ……」

どうしようかと迷っていると、彼は私の隣に座る。

そして私の腰を掴んで抱き寄せると、耳元に口を寄せた。

「……それとも、体が火照ってしょうがないのか?」

「え……?」

思わず彼の顔を見ると、赤沼くんはにんまりとした笑みを浮かべている。

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