高嶺の花と呼ばれている私だけれど、恋人の前では雌犬になっちゃいます

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高嶺の花と呼ばれている私だけれど、恋人の前では雌犬になっちゃいます (ページ 1)

朱音のことを高嶺の花と呼ぶ人がいる。

上流階級の出自で、上品な立ち居振る舞いと洗練された物腰は周囲を魅了し、教養と知識の深さをひけらかすことなく謙虚に振る舞う姿は誰もが称賛した。

ただ、朱音は知っている。己がそんな周囲からの評価とは程遠い人間であることを。

*****

夜景が美しい高層ホテルの最上階にあるバーカウンター。

朱音は一人グラスを傾けながら、どこか熱っぽい表情を浮かべながら窓の外を眺めていた。

「朱音さん」

声をかけられ振り向くと、そこには朱音の待ち人がいた。

「すまない、待たせてしまったかな?」

「いえ、私も来たばかりですから」

彼の名前は遼平。

若くして起業して成功を収めている実業家であり、朱音の恋人でもある。

遼平は朱音の隣に座ると、彼女の手を取りそっと口づけた。

「今日も朱音さんは綺麗だ」

「あ、ありがとうございます」

遼平は朱音の肩を抱き寄せて顔を近づける。

「んっ…」

朱音が目を閉じて唇を差し出すように顔を上げると、遼平はその唇を奪った。

触れるだけのキスして、すぐに離れる。

「こんな場所でするなんて…もう」

頬を染めながら恥ずかしそうにする朱音を遼平は愛おしげに見つめて、そっと耳打ちをした。

「続きは部屋に行ってからだ」

「はい…」

朱音はうっとりとした表情を浮かべると、遼平の腕に自分の腕を絡めて寄り添った。

*****

「ん、ちゅっ…ふ、ん…」

遼平に連れられてホテルの一室にやってきた朱音は、壁に押し付けられながら濃厚なキスを受けていた。

舌同士が絡み合い、互いの唾液を交換し合うような深い口付けを交わす。

「ぷぁ…はぁ…」

長い時間かけてようやく解放されると、朱音は大きく息を吐いた。

遼平はそれを満足げに見下ろすと、鞄から何かを取り出す。

「さあ、朱音さん。これをつけてくれ」

差し出されたのは、犬がつけるような首輪だった。

「…はい」

しかし、朱音は戸惑うどころか、むしろ嬉しそうな表情を浮かべてそれを受け取る。

衣服を脱いで全裸になり遼平から渡された首輪を身につけると、彼女は四つん這いになって彼に近づいた。

「わんっわんっ」

そして、まるで犬のように鳴き真似を始めたのだ。

恥も外聞もないその姿は、普段の彼女を知る者たちからは想像できないだろう。

「ふふ、いい子だ」

「わぅーん」

遼平がご褒美だと言わんばかりに頭を撫でれば、朱音の体が熱く火照り始める。

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