たて続けに友達が結婚してぼっちになった私、閉店間際のバーでマスターに…?!

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たて続けに友達が結婚してぼっちになった私、閉店間際のバーでマスターに…?! (ページ 1)

ギギギィーーー。

重厚な木製の扉を開けミホは店内に入る。

「いらっしゃい」

落ち着いたマスターの声にホッとする。

「まだ、大丈夫ですか」

「どうぞ。今日はまた…何かありました?」

「友人の結婚式に…」

「そうですか。何を?」

「ジンバックを」

「かしこまりました」

あと少しで今日が終わる。

だが、ミホは独りになりたくなくて、たまに1人で行くBARに来てしまった。

仲のよい友人を今月、たて続けに見送ったミホ。

残るはミホだけになってしまった。

「どうぞ。今日『も』お綺麗ですよ」

「お世辞はいらないですよ…ぁれ、これ…」

「グリーンティーバックです。今日はもうこれで辞めとかれたほうが…」

「うん、これ一杯だけ…でも、この後『も』…」

「承り(うけたまわり)ました」

マスターは扉の外の電灯をカウンター内にあるスイッチで消した。

「今日は店じまいです」

白いシャツのネクタイを緩めボタンを上から3つ外した。

*****

地下に止まったエレベーターに乗り込み、彼の住居のある4階のボタンを押す。

4階に着くとそこは彼個人の保有スペース。

人目を気にせず、彼はミホの唇を奪う。

ピチャピチャと舌を絡めながらヒートアップする身体。

「マ、マスター…」

「今はプライベートな時間ですから、その呼び名は禁止です」

「シンヤ…」

ヒートアップした身体をおさめて欲しい。

ミホは自分の手でみずから、フォーマルワンピースを脱ぎ捨てシンヤに抱きついた。

*****

シンヤに教え込まれた快楽にあっさりとミホは落ち、腰に絡めた脚を上手に使い、シンヤの動きに合わせミホは腰をくねらせながら酔いしれている。

「これで、君の友達も片付いたから今度はミホの番。今日はいやとは言わせませんよ」

知り合って5年が経つ2人。

シンヤがミホを気に入り、男女の関係になる。

身体からの始まりだったが、シンヤは本気でミホにプロポーズをした。

だが、ミホはのらりくらりと返事を躱し(かわし)ていた。

「だ、って…私じゃ…ぁんっ…そっ、こ…ゃ…」

「ん?ここがいい?もっとゴリゴリしてあげます。だから、私じゃ見合わないとかはなしでお願いします」

「ゃっ、ゴリ…ゴリ、ゃ…ぃや…気持ちぃっ…」

「フフ…嫌、気持ちいい、矛盾してますね」

「あっ、シンヤ…ィキ…そう…ぁぁ…」

「今日は返事を聞くまでイカせません」

シンヤはピタリと腰の動きを止めた。

「ぁ、ぁぁ…ぃや…ゃめちゃ…イヤ!」

動きは止まりながらも、ミホの奥をグリグリと刺激する。

「ね、ミホ…私のモノになってください…」

「…だ、めっ…だっ…って…ぁぁ…もっと…シンヤ…ぉく…」

もどかしい刺激にミホは脚でシンヤの腰を強くホールドして、みずから腰を激しく動かす。

そのようすをシンヤは愛しげに見つめる。

「ほら、私のモノになるって言えば、グリグリ、ズポズポと動きますよ…ほら…早く…」

グリリッと、シンヤは子宮の奥深い場所を幹の先で刺激した。

「んがっっ!…なっ、るぅ…シンヤ…の…モノ…に、なる…からっ、もっとぉぉ…グ、リグリリ…ちょ、ぅだぃぃーーー…」

バチュンッ…。

パンパンパンパン…。

シンヤの腰の動きが激しさをます。

「ッ、ーーー……!」

声にならない嬌声をあげ、ミホはシンヤの動きに身を任(まか)す。

ドクリッと奥に注がれる熱を受け止めながら、ミホはホニャリと惚けながらシンヤを強く抱きしめた……

-FIN-

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