探偵事務所で二人きりの夜。彼の独占欲が嬉しすぎて、私の身体はいつもより敏感に (ページ 2)

「じゃあ動くぞ」

「待っ、んあああああっ」

「ん、イった?」

「はい」

 少しナカをこすられただけで絶頂してしまった。ちょっと恥ずかしい。

「いいから、ジンさん、動いて……私のナカで、気持ちよく、なって?」

「そんなこと言われたら、加減できなくなっちまうだろーがよ……!」

 激しいピストンが始まった。ぱちゅんぱちゅんと、肉のぶつかり合う音が事務所内に響く。

「ああっ、んあぁ、はああんっ」

「今日のチハル、いつもより感じてる?」

「ジンさん、好き、好きぃ」

 ジンさんは私の耳元に顔を近づけた。

「俺も、チハルが好きだよ」

「んああっ!」

「すげ、声だけでイった」

 ジンさんの低い声は、私が好きなものの一つ。優しくささやかれると、全身がぞくぞくしてしまう。特に今日は身体が過敏になっているため、ジンさんの愛の言葉で私は達してしまった。

「チハル、愛してる」

「やっ、だめぇ、イってる、からぁっ!」

「ヤベー、きゅうきゅう締まる。イきっぱなし気持ちいいな?」

 エクスタシーから降りてこられないのはちょっと怖いけど、ジンさんが側にいるから大丈夫。ちゃんと、気持ちいい。

「気持ちいい、です……っ」

「そろそろ俺も出る、……くっ!」

 薄い皮膜越しに、熱い迸りを感じる。ジンさんの射精は力強くて、私の膣内をどくどくと刺激した。

「ジンさん……しゅき……」

「あーもー、ったく、今日は疲れてるだろーから一回で終わらせてあげよーかなとか思ったのに! その一言で回復する俺もどうかと思うけど!」

「ん、ジンさん、朝まで愛して……」

「……言ったな?」

 探偵事務所に満ちる淫らな香りは、まだまだ消えそうにない。

-FIN-

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