彼女が浮気してたけどいつも通りに接する俺。最後のHは激しく、その後は… (ページ 2)

穂奈はモテる。小柄で、ふわふわしているかわいらしい性格。女の子の可愛いところ全部持って行ったかのような穂奈は、当時の同期の男子間でも人気だった。

その中で俺が選ばれたのはまさしく奇跡だったが、それ故に別の職場で働くという事の辛さを、仕事を辞めてから初めて気づいた。

しかし、俺の嫌な予感は、穂奈が再就職先に勤めて半年ほどたった時に本当のものになってしまった。

ある日の外回り営業の日。

俺は商談を終えて、大通りを歩いていた。

その時に、見てしまったのだ。

見間違えるはずがない、俺の大好きな後ろ姿。

隣にいるのは、身長は俺と同じくらい、黒髪の少しパーマを当てたような若そうな男だった。

俺は頭が真っ白になってしまったが、身体が勝手に動いてしまった。いやな未来しか見えていないのに。

そのまま腕を組んで、2人はホテル街に消えていった。

その場に立ちすくんだ俺は、ふつふつと怒りが込み上げてきた。

たとえ遊びだったとしても、今の俺には許せるキャパシティーはなかった。

その時、俺はあることを思いついたのだった。

*****

スーパーから帰ってきた俺は、部屋の掃除を念入りにした。

一通り掃除が終わると、俺は穂奈の好きなビーフシチューを作り始めた。今日は少し、高い肉。

そして俺は、作りながら穂奈の帰りを待っていると、午後8時。

ガチャリと玄関のドアが開く。

「ごめんただいまー!って、ビーフシチューじゃん!私大好き!」

「知ってる。だから作ったの。…遅かったね?」

「あー…、はは、ちょっと、白熱しちゃってさ」

「…そっか」

俺は、いつものように食事を盛って、2人で食べる。

「…今日は何してたのー?」

「んー、スーパー行って、掃除してた」

「掃除もしてくれたの!?ありがとー…、ホント、竜樹って神だよ…」

「やり始めたらとまんなくなっちゃってさ」

「竜樹ってそういうとこあるよねー」

そんなとりとめもない話をして、順番にシャワーを浴びた。

そして、午後10時。

「…そろそろ寝よっか」

「うん。…穂奈?きて」

「…?…んっ、んむ…」

穂奈は、俺に流されるまま、深いキスにその気になってしまう。

「んっ…んあ…竜樹」

「ベッド行こっか」

穂奈の小さい身体を抱き上げ、ダブルサイズのベッドに移動した。

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