忘れられなかった元彼と再会して、必死に閉じていた蓋が開けられる夜 (ページ 4)

「小春?」
「んんっ、ん〜〜っ!」

また顎に手を置かれ上を向かされれば、すぐに降ってきた唇。
「好きだ。すきだ…小春」

キスの間に何度も囁かれて、私の頭の中は混乱した。

翔を好きだった頃のことが思い出されたり、別れてから最近やっと忘れられたかと思ったのにこうして会ってしまって心をかき乱される。

何より、キスだけでこんなに体が熱くなるなんてわけが分からない。
色んな感情で頭の中がぐちゃぐちゃだからか、私の目から涙が伝った。

「小春…?嫌か…?」
私の涙を見て、翔は慌てながらもキスで涙をさらってしまった。

そのキスが、翔の顔があまりにも優しくて私は首を横に振ってしまった。
うまく説明できる言葉が浮かばない。

「とりあえず、一緒に風呂」
その時、視界の端でバサッと何かが落ちた。

そこには私のシャツが…え、いつの間に?
キスに酔いしれ混乱して、シャツのボタンを外されていたのも気づかなかったなんて。

「…ん。小春、俺のネクタイ外して」
私の身長に合わせて屈んで来た翔。
顔を横に傾けて、目の前にある首筋の色気に当てられてしまう。

「おい、赤くなってないで早く脱がして。じゃなきゃ今すぐここで犯すぞ」
「えっ!?」

翔に急かされて、私は言われるがまま翔のネクタイとシャツを脱がせてしまった。
一緒にお風呂に入るのが決定されてる…

やだ、今日着古した下着なのに…
「おいこら。早くしないとほんとにここで犯す」

待ちきれなくなった翔に、ちょっと乱暴に下着も剥ぎ取られてしまった。

「ぎゃっ!ちょっと見ちゃダメ!」
「はいはい早く風呂行くぞ」

そのままお風呂に連れていかれると、翔に後ろから囲われながら頭も体も洗われた。
大きな手で乱雑に洗うんだけど、なんだかこれが気持ちいい。

「なんか…大人のオンナになったんだな。こんな綺麗になりやがって」

褒めてるのか怒ってるのかどっちかにしてほしい。
でも、綺麗なんて言われたら怒れない。

「胸の形も大きさも良くてさ」

ピンッ
「ぁんっ」

「ほら、こんなに感度もいいまま。1度弾いただけでこんなにすぐ乳首固くして、エロいな」

そのまま、グリグリと押し込んだり捻って遊ばれる。

「くびれてボディーラインも綺麗で…ここは?」
「んんっ、はぁっん!」

「触ってなかったのにもう濡れてるのな。ここだけヌルヌル。これも…俺の自意識過剰か?俺に少しも気がねぇの?」

私の割れ目を人差し指で往来して、とろみを目の前に持ってきて見せつける。

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