お酒に弱い草食系男子を酔わせたら、まさかのえっちなイケメンに大変身しちゃって…

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お酒に弱い草食系男子を酔わせたら、まさかのえっちなイケメンに大変身しちゃって… (ページ 1)

私の会社の同期はとても仲がいい。

入社説明会で意気投合してから、部署はバラバラになっても定期的に飲み会が開かれたり、みんなで休日に遊びに行ったりする事も偶にある。

そんな中で、1人。

私には気になる人がいる。

同じ部署に配属されて、仕事も出来て真面目だけど大人しくて、目立たない存在。
いわゆる世間から草食系男子って呼ばれる様な、彼のことが私はずっと気になっている。

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な、せっかく同じ部署なんだし。仲良くしたい。
そんなことを思い続けてもう数年が経ってしまっている。

今日こそは、彼と仲良くなるきっかけを掴みたい。

そう心に決めて、私は今日の飲み会に臨んだのだけど…

*****

どうして私はその空くんと、ホテルに居るんだろう。

しかも…空くんの様子が、明らかに普段と違ってしまっている。

いつも下ろされている前髪は、汗で湿って後ろへ流されて隠されている顔がはっきりと見える。
酔っているせいか、空くんの吐息は熱く、体も火照り、瞳は少し潤みを帯びている。

乾く唇を舌先でぺろりと湿らせる仕草はとてつもない色気を感じるし、はだけたシャツからのぞく体は引き締まっていてとてもセクシーだと思う。

今、私の目の前にいる彼は、本当にあの典型的な草食系と言われる空くんなのかと疑ってしまう程に、存在自体がすごく…えっちに感じてしまう。

そんな私の混乱をよそに空くんは、片腕で私の腰を持ち上げてきた。

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