本音を言えない私を、彼はギリギリまで焦らして甘く抱いていく (ページ 5)

「さくら」

直に触れ合う所が熱くてたまらない。

「ん・・?」

「結婚して」

「・・え?」

「うんって言って」

「え、今?・・え?」

「言わないなら、このままゴムつけないで奥に出す。今日あたり危険日なの知ってる。」

「だめ!え・・なんで結婚?」

「するかしないか。2択。早く。」

冗漫を言っている風には到底思えない目つきと切羽詰まった口ぶりに混乱する。

言いよどんでいると、ハルトが蜜口に当てた自身の熱く脈打つモノをぐっと押し当てた。

「んあっだめっゴムつけて」

「結婚」

ハルトが何を考えているのか分からなかった。でも冗談ではない事だけはその目を見れば分かった。

ハルトの手がするりと横腹を通って焦らされたせいで膨れているだろう突起に手を伸ばす。

ハルトがゆっくりと撫でて指の腹でゆらゆらと揺らして刺激する。

「あっあっ・・やっハルトっ」

蜜口はハルトの熱い先端をあてがわれ、突起は溢れ出る愛液でぬるぬると撫でられ、焦らされた体は簡単に駆け上がっていく。

「あっあっイくっ」

体の底からせり上がってきた快感に突き動かされるように、快感を手繰り寄せた瞬間、ぴたりとハルトの指が止まった。

「言って。言わないとこのまま挿れる。もう待たない。」

ハルトの目が限界を告げるように熱を帯びた。

焦らされて煽られてるからじゃない。そんなのとっくに決まってる。

「・・する。ハルトと結婚したい」

結婚、という言葉を口にした途端ボロボロと玉になって涙が零れ落ちた。

ああ、そっか。私不安だったんだ。

ハルトが目尻を下げて、愛おしそうに目を細めた。

私の涙を拭う指先も、頬に口付けられる唇も優しくて甘くて胸が震えるってこういう事なんだと思った。

「さくらに俺以外が触られるの嫌だって思ったよ。相手に恋愛感情とかないって分かってても。そう思ったら、あ俺も同じ事してたのかって。・・今更?」

短いキスを合間に入れながら、少しずつ言葉を紡ぐハルトが、ベッドサイドのゴムに手を伸ばした。

「俺は今の仕事好きだ。でも色々考えてるから。」

「色々?」

「ん。はい、おしゃべりおしまい。・・・挿れさせて。もう我慢限界。」

少し不貞腐れたように唇を尖らせるハルトが愛おしくて私から口づけた。

それに応えるように、角度を変える度に優しくゆっくりと深くなる口付けに体の芯がじんわりと熱くなる。

ハルトの熱く硬度を増したものが、とろとろと溢れる蜜口にあてられると、互いの熱さが溶け合ってすぐに快感に変わる。

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