「もっとエッチになって、全部見せて」好きだからいやらしくなっちゃう甘々カップル

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「もっとエッチになって、全部見せて」好きだからいやらしくなっちゃう甘々カップル (ページ 1)

昼休み、会社の同期と二人で入ったレストラン。

食後にやってきたアイスコーヒーにミルクを入れようとした時、私は固まった。

「恵、どうしたの?」

そんな私を不審に思ったのか、向かいの席の同期から声がかかった。

「な、なんでもないよ!」

慌てて我に返ったけれど、声が裏返ってしまった。

「大丈夫?顔赤いよ」

「あ、暑いからかな」

「そう?結構クーラー効いてると思うけど」

何事もなかったようにミルクをグラスの横に置いて、ストローに口を付けた。

何も入れないコーヒーはやっぱり苦かった。

言える訳がない、本当のことなんて。

コーヒーに入れるミルクを見て、彼の「ソレ」を思い出したなんて。

昌也さんと最後に会った日以来、毎日こんなことを考えているなんて。

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