男子生徒に襲われかけた新米教師を助けたのは…ぶっきらぼうな言動に垣間見える甘い告白
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男子生徒に襲われかけた新米教師を助けたのは…ぶっきらぼうな言動に垣間見える甘い告白 (ページ 1)
やめて。
「声出すなよ」
「お前、興奮しすぎ」
「うっせ、そっち押さえてろ」
お願い、やめて。
「じゃあ俺からな」
私の片脚を、男子生徒の一人が抱え上げた。
熱くてぬるりとしたものが触れた。
目をつぶる。
やめて。
やめて──
「何やってんの」
冷静な声が、教室を凍らせた。
私を取り囲んでいた4人の生徒が、ぎょっと入り口のほうを見る。
部活帰りらしいその男の子は、目の前の光景に驚くふうでもなく、教室内の男子生徒を順に見回して、最後に私に視線を落とした。
乱雑に寄せられた机の上で、両手を拘束されている私に。
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