稼げるバイトの面接は、いやらしくて甘い蜜の味。 (ページ 2)

「お、お客様ぁ……、みらいを、指名してくださいぃ……」

「どうしようかなあ、もっとサービスしてくれたら考えるんだけど。おっぱい、見せてくれない?」

「ん……あぁ、はいぃ……」

深いVネックは、ちょっと引っ張るだけで胸元があらわになる。

これだけ触られたら、もう見せても見せなくても同じ。感覚が麻痺していくのが分かった。

肩から落ちる服。男の目の前で晒される胸。

北山はソファに寄り掛かり、密着した腰を押し付けてくる。

「みらいちゃん、もっと腰動かして、せっかくお客様が興奮してるんだから」

「あぁぁ……嫌、そんなこと、できない……っ……」

「ほら、おっぱい舐めてあげるから」

「んんっ……あ、あっ!だめ、だめです……!ふぁ、あぁんっ……!」

無防備な両胸を持ち上げられ、たぷんたぷんと揺らされて、両方の乳首を順番にしゃぶられる。

無機質な部屋に響く喘ぎ声は間違いなく私のもの。舐められる音、唾液の音が、いやらしく耳に届く。

いつの間にか、北山の股間を擦り上げるように、腰を振ってしまっていた。

こんなことをしたら、もう我慢なんてできないって、分かっているのに。

「お客様……お客様ぁ、もっと……もっと、してくださいぃ……みらいを指名してぇ……」

「パンツ脱いでくれたら、延長入れちゃうかなあ」

「脱ぎますぅ……脱ぎますからぁ……」

膝立ちになって、オーナーの目の前で、ショーツを下ろす。

薄いピンク色のそれは、愛液でぐしょぐしょに濡れてしまっていて、既に下着の役割は果たしていなかった。

北山の両手が私のおしりを掴み、膨らみきった股間へ押し付ける。

「――あっ!だめ、だめ!だめです!入っちゃう、だめぇ……!」

「指名するよみらいちゃん、いいだろ?」

いつの間に脱いでいたのだろう。

さっきみたいに、服越しの感触ではなかった。

明らかに生々しく、猛々しい。

濡れてびしょびしょになった陰部に押し付けられた男の先端が、難なく胎内に潜り込んでくる。

だめ、だめ、と口では言いながら、受け入れてしまう。

――大きい。今までの男のものとは、くらべものにならないほど。

その大きなペニスが、私の身体の中で、暴れるように動くから。

ずぶずぶと奥に入ってきて、狭い膣を押し広げるから。

まるで錯乱しているかのように首を振って、もっともっとと求めてしまう。

「ふぁ、……あん、あっ……あ、入っちゃってるよぉ……!お客様の、おっきいのがぁ……」

「全部入っちゃったよ、あぁ、締め付けてくる……ほら、こうしてやる」

「あっあっ……!んっ……ああぁ……!」

北山が強く突き上げてくるたび、跳ねる身体。

思わずのけぞってしまったら、すかさず乳首へ吸い付かれる。

私は両腕を北山の首へ回し、強すぎる快感に身を委ねた。

「くっ……は、ほら、もう出るっ……!」

「あ、あっ……わ、私もっ……いっちゃうぅ……!」

おなかの中に、熱い液体が注がれるような感覚。

北山にしがみつくように抱き着いたまま、昇りつめてしまった。

――あれから半年。

私はまだ、このキャバクラで働いている。

お客様とあんなことはしないけど、オーナーである北山には、ときどき抱かれている。

面接をしたときと同じ、無機質な事務室の中で。

-FIN-

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