わかり合った後の初めての宿泊旅行で、終わりのない彼の欲望をたっぷり味わわされた…… (ページ 3)

「今までのこと、忘れることなんてできないけど、これで手打ちにしてあげる」

「……」

「――だから、これからはちゃんと、わかり合おう」

殴った手をさすりながら言った直後、美奈恵は泰介にきつく抱きしめられた。

*****

近場の観光地での宿泊先の部屋で、美奈恵は泰介の逞しい肉棒を後ろから咥え込まされていた。

挿入は、今夜求められてからもう何度目かに及ぶ。

「なんでそんなに元気なの……あんッ」

「恋人だって胸張って言えるからかな」

あれから美奈恵は泰介と時々会って話をしたり、休日には一緒に出掛けるなどして理解を深めていった。

そして、心の距離も縮まり付き合うことになったのである。

「もう、無理……っ」

美奈恵の秘部は溢れる愛液で濡れそぼち、肉棒を打ち込まれるたびにグチグチといやらしい水音を立てている。

「なぁ、俺達、もう結婚しようぜ」

唐突な泰介の発言に、美奈恵は目を丸くした。

「それ、今言うかな!?」

「俺は早く美奈恵と一緒になりてぇよ。そしたら、ナマでナカを感じて奥でたっぷり……」

「わーっ!」

美奈恵はそれ以上は言わせまいと大声を出して、泰介から離れた。

ムッとした顔で振り返り、睨みつける。

「最低!私はあんたの性欲の捌け口じゃないわよ!」

「ごめん、そういう意味じゃなくて……、美奈恵と家族になって子供が欲しいんだよ」

そう言った泰介は、とても優しい笑みを浮かべていた。

美奈恵の胸がキュゥっと震える。

「だから……」

と、すばやく接近してきた泰介に、美奈恵は組み敷かれた。

「早く結婚して、思い切りヤろうぜ。ナマで」

「もう、どっちがメインなのかわからないって……あぁんッ」

脚を抱え上げられた途端、いきり立つ肉棒を挿入されて美奈恵は喘ぎ声を上げた。

秘部はまだ充分に潤っており、侵入してくる肉棒をあっさりと受け入れた。

泰介とは途中こそ最悪だったが、付き合ってみればちょっと強引なところはあるものの真面目な人物で、結婚するまではナマではしないと言って必ずゴムを付けている。

「どっちもメインだ。マリア・テレジアほどとは言わねぇけど、子供はいっぱい欲しいな」

「そんな、や、あッ、あんっ」

美奈恵の下半身はとっくに快感にしびれていて、泰介の思うままに開かされている。

無防備に晒された秘部を泰介の肉棒が存分に出入りし、味わっていた。

最奥まで打ち付けられるたびに美奈恵は声を上げ、快感で全身を震わせる。

「美奈恵のナカに出した時、どんな気持ちになるんだろうな……」

呟かれたことを、美奈恵は自分に置き換えて想像した。

「……っ」

「あっ、おい」

何故だか急にゾクッとした甘い疼きを覚えた時、泰介がニヤリといやらしく笑った。

「そうか……欲しいのか」

美奈恵は恥ずかしくなり、横を向く。

すると、泰介は結合部に指を這わせた。

ゾワッとした刺激に、美奈恵の腰がビクビクと跳ねた。

指先は上へと辿り、下腹部に手のひらが添えられる。

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