終業式を終えて、誰もいなくなった教室。私と、幼なじみと2人きりで。 (ページ 2)

「どこ、触って欲しい?」

恥ずかしくて、答えられない。私は、彰洋の質問に答えることができないまま、ブラウスの胸元を両手ギュッと握りしめた。そんな、私の様子を見た彰洋は、私の手を引いて立ち上がらせると、後ろから抱きしめて、そのままイスに腰掛けた。

「雅、まだ慣れてない?」

私が黙ってうなずくと、彰洋は、背中から私を抱きしめたまま、耳元に優しくキスした。

それだけで、身体が火照って熱くなっていくのがわかった。彰洋の手がブラウスに伸びて、ボタンを1つ1つ外していった。

ブラジャーの中に彰洋の手が伸びてきて、乳首の先端に触れた。

「あっ・・・。」

首筋にキスしながら、彰洋は、私の胸を揉み始めた。その手の動きが徐々に早くなっていく。

「やっ・・・あっ・・・彰洋。」

「雅も俺の身体、触って。」

そう言うと、彰洋は、私の身体を自分の方に振り向かせ、腰の上に座らせた。戸惑いながらも私は、彰洋の首筋にキスしながら、彼のシャツのボタンを外した。

イスの上に置かれた炭酸水を手に取った私は、彰洋の胸元に垂らし、舌で舐めた。

「あっ・・・雅っ・・・」

「私・・・彰洋の声、好きだよ。」

彰洋の首筋に舌を這わせながら、彼の耳元でそう囁いた瞬間、廊下から誰かの足音が聞こえてきた。

「用務員の見回りかな?」

「しっ・・・静かにして。」

私は、呑気につぶやく彰洋の口に手を当てて、廊下の足音に耳を澄ませた。コツコツと廊下を歩く足音が次第に近づいてくる。それにも関わらず、彰洋は、背後からスカートの中に手を伸ばし、ショーツ越しに指を這わせた。

「やっ・・・ちょっ・・ダメ。」

「何で?雅が声出さないようにすれば、ばれないでしょ?」

「やっ・・・そんな・・んんっ」

彰洋は、思わず声を漏らしそうになった私の唇を一瞬で奪うと、ショーツの奥に指を挿し込み、膣の中を掻き回し始めた。その動きは、廊下の足音が近づいてくるにつれ、激しくなっていく。

「んっ・・・んんっ」

(ああっ・・いやっ・・どうしよう。声が出ちゃうよ。)

私の膣内を指で掻き回しながら、彰洋は私の声がもれないように強引に唇を重ねてくる。息が出来ずに苦しくて、首を横に振ると、彰洋は、漸く唇を離した。だが、相変わらず指の動きは止まることがない。

声を漏らさないように耐えながら、必死で首を横に振る。

(ダメっ・・バレちゃうよ。)

「雅・・・。声出ちゃいそう?なら、俺の肩に顔埋めて。」

彰洋は、そう私の耳元で囁くと、私の頭を自分の肩に抱き寄せた。私は、膣の中を掻き回されながら、彰洋の肩に抱き着いて顔を埋めた。脳天が痺れそうな快感の中で、彰洋の肌のぬくもりと胸の鼓動を感じながら、私はイッた。廊下の足音が、部室の前を通り過ぎて、徐々に遠ざかっていく。

「ちょっと・・・バレるとこだったじゃない!!」

足音が完全に聞こえなくなると、私は、彰洋の頭をこずいた。

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