弟の友達に巧みな愛撫と言葉責めや寸止めを繰り返されて始まる秘密の関係 (ページ 2)

『お姉さん、今日は出掛けないんですか?』

「うん、今日は一日ゆっくりする日にしよーかなって」

『彼氏とデートとかしないんですか?』

「彼氏、今居ないし?」

そう笑えば宏樹くんも釣られるように笑って『なんだ、いないんだ。お姉さん可愛いのに。』と付け加えた。

「褒めてもなにも出ないよ?」

『いやいや、みんな言ってますよ。郁弥の姉ちゃんすげー可愛いって。』

そう、じっと見つめられる正直ドキドキした。

可愛い顔なのに視線は何故か男らしくて、思わず視線を逸し、煎れ終わったコーヒーをもって彼の隣に腰掛ける。

『なんか、いつもと雰囲気違いますよね?』

「あーお休みだからかな?」

『うん、なんか幼くみえます。』

いつもと違い、化粧も髪も必要最低限に施した程度だったから彼の言葉に恥ずかしくなる。

「ちゃんとメイクすれば、よかった…!」

『なんで?俺、今のお姉さんのほうが好きです。』

顔を隠すと手首を掴み覗きこむように見てくる彼。

その力強さにキュンとすると目が合う。

『ずっと素敵だなって思ってて』

「へ…?」

そのまま、力が更に加わりソファーに倒される。

『たまんないっす、この無防備な感じ』

「ちょっ…宏樹くん?!」

『いつも、完璧でキラキラしてるから…本当たまんない』

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