お隣さんの彼に酔って介抱してもらっていたら、だんだん興奮してきてしまい…

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お隣さんの彼に酔って介抱してもらっていたら、だんだん興奮してきてしまい… (ページ 1)

アパートの隣に住んでいるのは、自称自営業の大樹さん。

私が毎朝会社に行くときにゴミ出しをする彼とすれ違うため、軽く話をする仲になった。

彼が普段何をしているのかはよくわからなくて、少なくともスーツを着たり仕事に行くような恰好をしたりというのは見たことがない。

気になって聞いてみても「何だったかなぁ」とはぐらかされるだけだった。

「優さんはどんなお仕事してるの?」

「私ですか?食品系の商社で事務してます」

「それはすごいお仕事だねぇ」

その日もいつものように、夜ベランダに出て世間話をしていた。

大樹さんは缶チューハイを片手に、私はジュースを片手に。

「そういえば優さんってお酒飲まないの?」

大樹さんは私がお酒を飲まないのが不思議なようだった。

「はい、あまり得意じゃなくて…。1杯で顔が真っ赤になるんです」

「あらま。かわいいねぇ」

けらけらと笑う大樹さんに、つられて私も笑う。

毎日あくせく働いているため、こういった時間が何よりの癒しだった。

「でも今度、退職する同僚の送別会があって…。お酒を飲むことになりそうです」

「そうなんだぁ。楽しんできてね」

「一応抑えるつもりではいますが、もし帰宅するとき迷惑かけたらごめんなさい」

軽く頭を下げる私を見て、大樹さんは目を丸くする。

「本当に律儀だねぇ。でも、了解」

優しい大樹さんにそう言ってもらえた私は、何としても酒に飲まれないようにしようと誓った。

*****

「まずい…あんなに飲まされるとは…」

ふらふらになりながら帰路についていた私は、先ほどまでの送別会のことを思い返していた。

退職する同僚は社内でも無類の酒好きで、特に仲が良かった私は乗せられるままどんどん飲まされてしまった。

5杯は確実に飲んだだろう、あとのことはあまり記憶がない。

「ここまで来れたのが奇跡に感じる…」

ふらつきながらもようやく自分の住むアパートを見つけ、ほっと胸をなでおろした。

階段を上がって自分の家まであと数メートルというところで、後ろから声をかけられた。

「えっと、優さん…?」

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