大嫌いな上司と出張旅行。宿泊先では彼が飽きるまで中出しされて… (ページ 2)

パタン…とシャワー室のドアが閉まり、しばらくすると、シャワーの音が聞こえてきた。

「…フフ…、こんなハプニング、あるわけないだろう。俺があらかじめ1部屋でとっておいたのを疑いもせずに…」

難波は、今までの一連の流れが自分のしわざであることを静かににやけながら、鞄から小瓶を取り出した。

そして、結城が手を付けた缶ビールに、半分ほど注ぐ。くるくると缶をまわし、その液体をなじませる。

「…俺の悪口を言ったらどんなことが起こるか、身をもって知るがいいさ」

そして難波は、何事もなかったようにテレビをつけて、自分の分の缶ビールを開けた。

*****

シャワーから帰ってきた結城は、バスローブ姿で出てきた。

難波は、その姿を無意識に舐めまわすように見渡す。

「…な、なんですか」

「いや…なんでもない」

いつものように不審がられたのか、結城は胸元を隠す。

このバスローブの下に、ふわりとした20歳の素肌が隠されているなんて。

そんなことを考えてしまった難波は、不覚にも自身を勃起させてしまうのだった。

「…俺も、シャワー浴びてくるよ」

「…そうですか」

冷たい返事を聞きながら、下着を持って難波もシャワー室へ向かうのだった。

パタン…とドアが閉まる音がすると、結城は同期に愚痴のメッセージを怒涛の勢いで送ると、飲みかけのビールをグイっと飲む。

「…はあ…まじでどうしよ…椅子で寝ようかな…」

そんな独り言を言いながらスマホをいじっていると、急に視界がぐらつき始めた。

スマホの電源を消して、しばらく目の前の景色を見つめる。

疲れているのかな…と思いながら、もう一度ビールを飲んだ。

きっと嫌なことが続いているから、ストレスでこんな風になっているんだ。そんな風に自分を言い聞かせる。

しかし、今度は身体が熱くなってきた。

少しのぼせてしまったのか、胸元にツ…と汗がにじむ。

「…はぁ…あつ…」

エアコンの温度を下げに行く気力もなく、椅子に座ったままだらしなく脚を拡げ、手でパタパタと自分をあおぐ。

…こんな姿、絶対に難波には見せたくない。

そんなことを思っていたが、シャワーの音が消えた。

やばい、と思いつつ、拡げた脚は元に戻し、内から体温を冷やそうと、さらにビールを飲んだ。

*****

シャワー室から出た難波もバスローブ姿だった。毛むくじゃらの脚が見えて、一気に不快な気持ちになった結城は、ふいっとテレビのほうに体を向ける。

「…っ」

結城は収まらない自身の高ぶりで、ソワソワし始めてしまった。

「…なんだ、疲れているのか?…なら、椅子ではなくベッドで横になればいいじゃないか」

「…っあ…ぅ」

難波はいきなり結城の肩をつかみ、ベッドへ促そうとする。それに過敏に反応してしまった結城は、だらしない声を上げてしまった。

最悪…と思いながら、「っだ、大丈夫です」と、気を紛らわすようにビールを飲む。

その姿に密かにニヤリとする難波は、またしてもアクションを仕掛けた。

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